2009.11.12

2009年11月18日(水)21時スタート

ニュース速報は流れた

ニュース速報は流れた

11月9日(月)フジテレビマルチシアターにて、プレミアムチャンネル「フジテレビNEXT」開局記念連続ドラマ『ニュース速報は流れた』の完成披露記者会見が行われました。
主演の成宮寛貴さんをはじめ、酒井若菜さんARATAさん佐津川愛美さん萩原聖人さん豊原功補さん小林薫さんらキャストが登壇しました。

>>「ニュース速報は流れた」オフィシャルサイト

(2009年11月9日 完成披露記者会見より)


■ 成宮寛貴さん コメント

このドラマの台本を読んだとき、ものすごく新鮮な気持ちになったし、ヨダレがでたというか、お腹が空いてるときにヨダレがグーっと出る感覚になりました。
このドラマは全10話なんですけど、どんどん見ている人を裏切っていくそんなドラマになっています。9話まで話が進んでいって10話がないんです。11話を見て10話を想像してもらうという作りになっています。
撮影はものすごく大変だったんですけど、君塚さん、中江さん、そして小林さんはじめホントに素晴らしいキャストの皆さんと競演できてほんとに楽しかったです。

■ 酒井若菜さん コメント

私は、君塚さんの脚本が好きで、一人一人のキャラクターが決してべた塗りではなくて、それぞれ360度角度をもって生きているという感じが毎回するので、今回もそういう役柄を演じられたことをすごくうれしくそして誇りに思いました。とても面白い作品に仕上がっていると思いますので、多くの方に見ていただけたらいいなと思います。

■ ARATAさん コメント

この現場では、今まで自分が経験したことのない時間の長回しや、監督の映像へのこだわりによって、自分自身がとても力のつく撮影現場となりました。
僕自身が一番助けられ感動したのは、共演者の方たちとのセッション、みなさんとのお芝居のやり取りによってだんだん自分のキャラクターが作られていったことがすごく大きい現場でした。共演者の方たちにとても感謝をしていますし、いろいろとご迷惑をおかけしたりとか…愛を感じましたね。皆さんに。

■ 佐津川愛美さん コメント

台本を9話まで一気に読ませていただいたんですけど、台本の中で自分が演じる役が、「誰が犯人なんだろう」とか、「何でこれが起ったのかなぁ」と考えるところがあり、先を早く知りたいと思って読めた作品だったので、実際にお芝居でどういうふうになっていくのかすごく楽しみに撮影させていただきました。

■ 萩原聖人さん コメント

第1話はたぶん、まあまあ面白いと思うんです。めちゃくちゃ面白くなるのは第2話からです。なぜなら我々(萩原・佐津川)は2話から登場するからです(笑)。
ご覧になる視聴者の皆さんは、コンプライアンス部員の僕ら二人の目線でドラマを追っかけていくような形が見やすいのかもしれないという気がします。

■ 豊原功補さん コメント

ひとことでいえばとにかく新しいと思います。
スタッフの方はもちろん僕ら俳優も、時間をかけてきちんとやりましたし、これからの編集でも撮影に時間をかけた分、面白いものが出来上がっていくと思います。
皆さんにわざわざこのドラマを選んでみてもらうことにすごく意味があるという気がしています。

■ 小林 薫さん コメント

中江監督の現場ですから、夜も深夜も関係なくずーっと撮りつづけてる。ほんとに濃密な時間、現場に朝から晩まで、です(笑)。
今回、シーンの頭から最後までを1カットで撮っていったのですが、それぞれのキャラクターはそれぞれ移動しなければならない事情がありました。10分以上動きながら演じなければならないのはプレッシャーで…。演出家としてはやることがなかったみたいなことを監督はおっしゃってましたけど、その負担は俳優部が請け負いました。(笑)
萩原さん以外は初競演でしたが、撮影を待ってる時間も楽しくすごせたので、俳優部のすごく素敵な人たちと競演できて良かったなと、そういう意味ではほんとにいい現場にめぐり合えたと思っています。

■ 脚本家・君塚良一さん

CS初のオリジナル連続ドラマということで、地上波のドラマにあるような制約から解き放たれて、本当に僕がやりたかった俳優のみなさんと、やりたかったストーリーラインを自由につくりました。
ミステリーなのですが、誰が何をしたかというのを追いかけるのがミステリーではなくて、人間の本質はどこにあるのかというのを見つけていくのかというのが本当のミステリーだと思っております。
回を重ねるごとにここに立っている出演者の役どころの本性が次々と暴かれていくのを楽しんでいただけたらと思います。
制約があまりない分、ありのままの自分を出さざるを得ないので、面白くなければキャリアはなくなるという覚悟でやりました。

■ 中江 功 監督

ドラマの演出をするものにとっては、面白い脚本があって、出来るキャストがいて、優秀なスタッフがいると、何もすることはないと古来言われております。
連続ドラマ10本全部を一人で撮るのは初めてでしたが、今回は、面白い脚本を最後までもらい、素晴らしいキャストが集まり、優秀なスタッフが集まり、非常に楽をさせてもらった印象です。
その分キャストに「好きにやってもいいけど、自分で責任とってね」「やりたいことやってもいいけど、そのまま出るよ」と負担をかけていたので、やってて面白い感じはありました。
撮影が終わって、収録したテープが莫大な量なので、編集がこれから先大変ですけど、それも含め最終回まで楽しんで仕上げようと思っています。

第1話のみ、フジテレビONE フジテレビTWO フジテレビNEXT フジテレビOn Demandなどで無料でご覧いただけます。