2009.11.11
<今冬放送>
(2009年11月11日 授賞式より)
本日午後フジテレビにて、「第21回フジテレビヤングシナリオ大賞」の授賞式が行われ、桑村さや香さんが大賞を受賞しました。
そして、会場には、桑村さん作の「輪廻の雨」に主演した山本裕典さんそして、その弟役として出演した瀬戸康史さんがお祝いに駆けつけ、桑村さんに花束を贈呈しました。
「輪廻の雨」は母を亡くし、父に捨てられ兄と弟を中心に描かれた作品で、兄は知的障害の弟が、勤めている工場の工場長に日常的に暴力をふるわれていることを知り、ついに工場長を殺害してしまうという事件が始まるストーリー。
難しい問題を繊細な台詞で紡ぎ出した作品を演じた二人も大切にこの作品を演じたようで、
山本裕典さんは、
「すごくふかい作品になっているので、気持ちを大事に表さないとだめだなと思いました。知的障害の方たちのいろいろな気持ちを感じられるようになればいいなと思って演じました。」と語り、
瀬戸康史さんは、
「撮影が始まる前にリハーサルを何度もやって台本も何回も読み、映像資料も見て撮影に臨みました。難しいテーマの作品を若い人がのこす、ということがすばらしいことだと思います。この作品にかかわれてうれしいです。」と語った。