スカイアクアリウム
六本木ヒルズ52階にあるスカイアクアリウムを訪れました。
実は、僕は普段、水族館に心躍るタイプではないんですが、スカイアクアリウムはとてもコンセプチャルで、新しいスタイルを提案していて、とても楽しめました。壁面や天井もうまく使いこなし、気持ちのいい空間が演出されています。



特に、アートアクアリウムギャラリーは、12人のアクアリストの方々が、それぞれの作品を作り上げているので、どれとして同じアプローチがなく、個性的で一見の価値有りです。

ここのコンセプターの方から、いつか宇宙との融合も実現したいと、のお話をいただきました。とてもおもしろい試みなので、是非取り組んで行きたいな、と思っています。
久々のシカゴ
「環境システム国際学会」に参加するために、久しぶりにシカゴにきています。僕もメンバーである「アメリカ宇宙航空工学デザイン・エンジニアリング委員会」のセッションが立ち上がり、インフラフリー技術の発表をすることになったのです。世界から研究者が参加しているので、環境に関して現在どんな研究がなされていて、どんな結果が導き出されているのか、それを知り学ぶ非常に有効な機会にもなっています。

発表中の様子です。

ところで、なぜ久々のシカゴなのか、ちょっと説明しましょう。僕はシカゴにあるIIT(イリノイ工科大学)を卒業しているので、17歳から約4年間シカゴに住んでいたわけなんです。専門はもちろん建築だったのですが、建築という観点でみると、なおのことシカゴにいたことが役に立っていると感じます。シカゴは、アメリカの「建築の町」とも言われていて、20世紀の初めから様々な建築物を実際に見ることができる、すばらしい環境になっています。4年も過ごした街なので、大抵の場所は知っているんですが、1箇所だけ、僕がこの町を離れてから出来たものがあり、今回はそれが見たくて学会終了後、さっそく行ってみました。それは2004年に出来上がっ「Millenium Park]と言い、市内にある都市開発の建築物です。

 Millenium Parkには、何時でもいっぱい人が集まっています。

僕が、大学生時代好きだった場所は「シカゴ近代美術館」。普段は、入場料が必要ですが、火曜日の5時以降は無料で解放されています。学生時代に限らず、こういう制度は最大限使いたいと思います。笑 この美術館は4階建ての建物で、いろいろなアーティストの作品が展示されています。撮影はできないのでお見せできませんが、おもしろい作品がたくさんあり、久しぶりのシカゴ近代美術館をたっぷりと堪能しました。

シカゴ近代美術館まで車で行ったら事故を起こしてしまいました!?いえいえ、これは美術館前にあるオブジェです。驚かせてしまったらごめんなさい。笑

毎日、ほとんどを学会の会場で過ごしているのですが、その窓から外を見ると、シカゴの天気はわかりやすく、急に雨が降ってきたり、夜もかなり寒くなったり、相変わらず5時から道が込んできたりで、不思議と10年以上の時間が経過しても、シカゴはあまり変ってないような気がしました。この町にはどこへ行っても、僕にはたくさんの思い出があります。そのせいか今回は出張に訪れた、というよりも、久しぶりに帰ってきたという感覚の方がしっくりときます。そういう僕でも、いつも成田空港に着くと、ようやく実家に帰ってきたような感じがして、妙にうれしかったりもするのも事実なのです。

やはり、人間にとって、自分が住んでいるところ、自分の「家」と言うのはとても大切なものですね。そう思うと、学生時代、日本で最初に住んだ狭い寮(3ヶ月で逃げ出した。笑)や、その後ようやく借りた壊れそうなアパートも、すごく懐かしく思えます。まぁ、また住みますか?と言われたら、すぐにも遠慮するでしょうが。笑
今度のゲストはUAです。
「Blue Planet」第一回の放送を、お聞きになっていただけましたでしょうか?この番組は、ゴールデンウィークのJ-WAVE特番で、昨日の月曜日は岡田准一君とトルコの旅を、そして第二回目5月4日は、UAさんとツバルの旅に出て行きます。


ツバルとは、南太平洋にある小さい島の名前。約1万人ばかりの人々が住まうS26km2、品川区と同じくらい、の国です。現在、温暖化問題で島がどんどん沈んでいると言われていて、世界の環境問題の研究者に注目されています。「BLUE PLANET」では、宇宙から見た視点で島の人や環境、または世界の温暖化問題を中心にした話をしています。是非、お聞き下さい。

J-Wave Say!"Hello" SPECIAL
COURRIER Japon presents
BLUE PLANET
〜Message from Tuvalu〜
5月4日 18時00分〜19時55分
http://www.j-wave.co.jp/holiday/20070430_sp/


僕は、UAさんと初めて会いました。とても優しくて話しやすく、環境を大切にしている人でした。そして、一児の母として、子供の未来、地球のあり方を真剣に考え、取り組んでいる姿勢を、多くの人に知ってもらえたら、と感じました。今回、この特番で僕がアンカーマンとして、どこまで取り組めたかはわかりませんが、この2回の特番を通じて、岡田君やUAさんとの出会い、一緒に旅に出て行くことで新たな経験になったことに感謝しています。

そして、ラジオと言うメディアを改めて考えてみたとき、映像がないからこそ、人の声の力を感じ、そこから伝えられることがある、と知りました。日本の友人に言われた言葉を思い出しました。「話し上手は聞き上手って言うんだよ。」相手の話に興味を持ち、相手の話を聞くことから、学べることがいっぱいあり、それはその人の糧になる、ということなんですね。

これから、僕も自分の研究に集中して、もっと良い結果を出せるように頑張ります。みなさんも自分のやりたいこと、自分が一番幸せな状態で生きていけることは何かを定めて、どんどん頑張って行きましょう。

今日は、ラジオのエンディングと同じ言葉で・・・。
「アニリール・セルカン」でした。笑

J-WAVE「地球の今を知る」特番
さて、そろそろGW目前です。みなさんは、どんな予定ですか?暖かいかなと思えば、急に雨が降ったり、強風が吹いたり、寒くなったりという日々だけど、そんな時、僕は地球も私たちと同じように生きている、その鼓動なんだな、と思います。GW、もしも少し時間があったら、そんなことを感じてみてはいかがでしょう?

僕はGWに、「地球の今を感じる」ラジオ番組のアンカーマンになっていますJAL one world presents 
J-WAVE Say! "Hello" SPECIAL BLUE PLANET (click)
-Sounds of Istanbul- 旅人:岡田准一
4月30日 18:00〜19:55 オンエアです。


GWはラジオもあったり、執筆作業もあり、東京で忙しく過ごすことになりそうです。

振り返ってみると、シカゴの大学時代、IIT工科大でDJの友達に無理やり、校内のラジオ番組のアンカーマンされたことがありました。大学の食堂の料理をもっと安くて美味しくしようというキャンペーンを開催して、署名を集めたのです。おかげでみんなの人気者にはなりましたが、食堂のおじいちゃんからは「君は、ここに二度とくるな!」と言われました。笑

それから、何ともう15年という時間が経ち、僕は日本で、ラジオ番組をやる機会を与えてもらいました。とても嬉しいです。今回は、科学者の視点と、J-WAVEがこれまで力を入れてきたテーマ「音楽文化と環境問題」をつなぐユニークな特番になっています。第一回目は、4月30日(月)岡田准一君とはイスタンブールについて、第二回目は、5月4日(金)歌手のUAさんと、沈み行く島ツバルについて、いろいろとお話します。

第二回目のUAさんとの番組の詳細は、また後日お知らせしますが、とりあえず、4月30日18時〜19時55分まで、時間がある方もない方も、是非聞いて頂いて、率直な感想を教えてください。
イケメンたちの集い
唐突ですが、活け花をしました。日本の伝統文化であることは知っていましたが、まさか自分がすることになろうとは・・・。笑 しかも、この企画タイトルは「オトコと薔薇」。久しぶりに集まった2名の仲間、イシコさんとイソオさんと共に戸惑いながらのスタートです。

おいおい、どうするよ〜?と気乗りしないイケメン三人。笑

レクチャーを受けつつ始めてみると、これが意外と楽しいではありませんか!!夢中になっているうちに、最初の気恥ずかしさはどこかへ吹っ飛び、みんな自分の世界に集中し活けていました。東洋の思想である「道」という考え方は、自然と向き合うこと、共存することの大切さを誠実に伝えてると思います。

ぐぐっと集中しています。この黄色の花はミモザ。

最初は、何も知らない僕が活け花をしても、五分で終わってしまうと思っていましたが、結果は2時間かけ完成に至りました。とても深い世界で楽しかったです。

3次元を超えた世界をあらわしたました。タイトルは「3.5]

僕らは「無」から生まれた原子の世界、宇宙に住んでいます。そして、何らかの理由があって、原子でできた人同士が出会い時間を共有し、その先へと進んでいくのです。宇宙を理解する事は、人間を理解する事。「道」という考え方は、そこにいたる方法を集約したツールであったのではないでしょうか。日本は素敵な国です。

それぞれの宇宙に到達し、満足感溢れるイケメン三人。笑

皆さんも、興味があれば是非、体験してみてください。
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