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バードハウスプロジェクト
皆さん、どんな大晦日をむかえておいでですか?僕は、昨日まで仕事があったので、今年最後の活動報告をしようと思います。それは、バードハウスプロジェクトという「環境」の未来を考えるNPOプロジェクトの展示物です。毎年違う分野の専門者がデザインを頼まれ、環境をテーマにした模型を作っているんですが、来年は「宇宙デザイナー」と言う課題に決まっています。そこで、僕もその中のメンバー10人のうちの一人に選ばれたのです。他のメンバーは、世界の様々な大学や企業で、宇宙における生活を考えている科学者やアーティストの方々です。多岐にわたるアプローチで提案されるデザインや模型は、きっと創造性に溢れたものばかりで、楽しんでいただけるものになると思います。
来年第八回目になるバードハウスプロジェクト、詳細は下記をご覧ください。 http://www.birdhouse.gr.jp/japan/index.htm そして、昨日はそのプロジェクトに提案する展示物の制作作業を行いました。僕の展示物のコンセプトは「エンドレスキューブ」です。地球を元に、自然にあるフラクタルや次元を発想しているデザインになっています。でも、実はコンセプト作り以上に大変なのは、実際の制作作業。とても細かくて難しいものになってしまいます。そこで、東京大学大学院の建築学専攻の学生さんたちが中心となりチームを作ってくれ、ようやく昨日、大体完成の状態に近づけることができました。学生チームのリーダーである海法圭君は、模型作りがとても上手く、お蔭でデザインの意図を活かした素晴らしい物にすることができました。一年の最後に学生のみんなとこうして経験を共にする事ができて、とてもうれしく思いました。みんな、どうもありがとう。 では、また新年にお会いしましょう。 よい年をお迎えください。 |
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新年会&サイエンスカフェイベントのお知らせ
いよいよ年末。2006年が終わろうとしています。皆さん、今年は楽しく過ごされましたか?
僕は、予想以上に海外出張の多い年だだったため、1年のうちの1ヶ月くらいは飛行機で過ごしたことになるかもしれません。笑 でも、今年は2冊の本を出版し、大学での仕事、出張、友達とのつながりもあり、本当にいろいろな人と出会うことができ、自分自身の貴重な経験になりました。来年も楽しい一年にしていきたいです。 そして、12月の海外出張のため、今年は忘年会をゆっくりと出来なかったのが、実は唯一の心残り。笑 新年会こそゆっくり楽しもうと思い、1月に新年会をすることにしました。今年の夏、ゲストで参加したサイエンスカフェイベントを、1月18日に新年会として行おうという企画です。 http://cafescientifique.jp/ 内容は、僕の本「タイムマシン」をテーマにした対談。お相手は、A-Works編集プロデューサーの磯尾克行さんです。彼は、僕の最初の本「宇宙エレベーター」を書くきっかけを与えてくれ、編集にも力をかしてくれた僕の友人です。ある意味、僕の考えている事が本になる題材である、ということを最初に見出してくれた人ともいえます。出会った頃の話も含め、きっと盛り上がると思いますので、新年早々ですが、「今年は面白い年にするぞ!!」と思う皆さん、ぜひご参加ください。 今回の場所は下北沢のA-WorksプロデュースのFree Factory http://www.a-works.gr.jp/freefactory/main/ お会いできることを楽しみにしています。 |
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AERAに記事が掲載されました。
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クリスマス・パーティー
もう来週はクリスマス、ですね。12月25日、これは元々天文的な日にちで「冬至の祭」
友人たちが運営、出演しているクリスマスイベントに遊びに行こうと思っているのです。詳細は下記の通りです。みなさんも是非、彼氏や彼女、お友達と出かけるついでに立ち寄ってみてください。お目にかかれるかもしれません。これを読んでくれている知人友人のみんな、マドラウンジで会いましょう!笑 イベント内容は、ナビゲーターがDRAGON,石田イッセイ、武田信治くんたちで、ライブイベントだそうです。 BLACK JAXX X'mas Party Present By Groovin High(仮) 場所*六本木ヒルズ52Fマドラウンジhttp://www.ma-do.jp 日時*12月25日月曜日 時間*19時オープン予定 DOOR. ¥3,500/1D WithFlier. ¥3,000 出演*BLACK JAXX 、スギウラム、 WALL FIVE、DJ http://www.ma-do.jp このブログ経由でお出でになる方は、当日の会場の都合上、一応下記までご一報くださいませ。 info@anilir.net あくまで、会場への配慮であり、出欠確認ではありませんので、当日に素敵な予定が入ったときなどは、その方もご一緒においでください。笑 |
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インフラフリーシンポジウム
インフラフリーシンポジウム、無事に終了しました。
シンポジウムは、朝9時からスタートし19時半までかけ、13人の参加者の方々に発表をしていただきました。みなさん、それぞれ異なる専門で、トップを究めておられるだけあって、発表内容は大変に素晴らしいものばかりです。ご自分の専門分野を、今回のテーマである「インフラフリー」と言う視点でみるとどうなのか。刺激的な意見も飛び交いました。 このシンポジウムの結果をトータル的に言うと、やはり「インフラフリー」は、ハイテク(最先端技術)というよりハイシンキングである、という方向にまとまりました。ハイシンキングとは、インフラフリーは物事のきっかけであり、それは技術だけをさしているのではない。今、行われている、あらゆる研究をどのように組み合わせていくかを考え、次の時代のエコロジーを構築していこう、ということです。今回、これに向けた研究チームも決まり、今後は2年後に行う第二回インフラフリーシンポジウムを目標に、より深く、細かく研究していくことになります。第ニ回の場所はまだ決めていませんでしたが、もう一度トルコでやってほしいと依頼がありうれしく思いました。こうしたシンポジウムに1500人以上の人が見に来てくれたというのも異例なことだそうです。自身が会長を務めた会が成功に終わり、正直ホッとしています。 そして終了後は、せっかくイスタンブールで集まっているのだから、本場のトルコ料理で夕飯をしようということになりました。来年1月から、僕の宇宙飛行士訓練の飛行パートを担当してくれるビットリ宇宙飛行士(イタリア)も奥さんと一緒に参加してくれて、トルコの新鮮なシーフードやお酒をみんなで堪能し、とても楽しい夜になりました。 翌日は、イスタンブールの町も楽しんでもらおうと計画してあったプランを元に観光をしました。イスタンブールは古代ギリシャ時代に造られています。今現在まで様々な国の文化が行き交った歴史の影響から、色々な文明が混在する不思議な町であるといえます。イスタンブール、そこはヨーロッパとアジア、二つの大陸に存在する世界で唯一の町であり、その間にあるマルマラ海の景色は本当に最高です。そのマルマラ海から見る絶景を楽しむため、船にも乗ってみました。 せっかく、僕が案内しているので、トルコの宇宙開発事業団の中心である「宇宙科学研究室」にも行き、職員の皆さんと挨拶しました。 新しい出会いが生む新しい経験を、みんなでシェアできることは、人生の中で人間が味わえる最高の贅沢のように思います。物質では、人間は決して幸せにはなれないのです。「第一回 国際インフラフリーシンポジウム」から得たこのもう一つの成功は、研究成果と同様に大切な価値のあるものだと感じます。ありがとうございました。 そして、その翌日から、それぞれの参加者はご自分の国へと帰って行かれました。僕は、帰国したら今回のシンポジウムで発表された全員の論文をまとめて、1冊の本にして日本で出版したいと考えていて、そのための作業を予定しています。 では、次は日本からレポートします。 |