さつきのブログ「科学と認識」

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科学と認識

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トマト三昧

イメージ 1

 前回7月19日にアップした1本のトマトの顛末記です。
http://blogs.yahoo.co.jp/satsuki_327/33572495.html

 トマトはまだ沢山の実を付けていましたが、きりがないので本日引っこ抜きました。この間収穫したトマト(シシリアンルージュ)の量は、個数にして1,850個、総重量約29 kgです。露地栽培の1本の苗からこんなにたくさん収穫できるとは。ひび割れしたり、強風で落ちたり、引っこ抜く際に熟していなくて捨てたりしたのはカウントしていないので、実際はもっと多かったのです。

 写真の左列は、上から、8月中旬、9月中旬、本日引っこ抜く直前の様子(部分)です。次第に枝が伸びて垂れ下がり、後半は下へ下へと実を付けていきます。ほうっておくと地面に着くので伸びた枝を側方へ誘導しましたが、それも4mを超えて畑(花壇)の外へはみ出してしまいました。さすがに最後は、ちょっとみっともない有様に。傍の植木の上に這わせたり、ぐるぐる巻きにしたりしましたが、もう限界です。もっと広い畑がほしい。

 近所でも露地栽培のトマトは全く見られなくなりました。前回の記事で紹介したシシリアンルージュの通販サイトでも、10月1日で出荷は終わったようです。前回のコメント欄で紹介したOSATOさんのところでは、まだ青々と繁ったトマトがあり、今後の推移が注目されます。
http://blog.goo.ne.jp/osato512/e/18cea996a617eac0574161d916f842e1

 最初の頃は朱色になったら収穫していましたが、深紅になるまで4〜5日待つと格段に甘味が増すということもわかりました。晴天の日が続いた後で急にまとまった雨が降ると熟した実の一部がひび割れするので、天気予報をチェックしながら収穫のタイミングをはかります。

 量産体制に入ったのは7月13日。以後だいたい4〜5日毎に60〜80個を収穫するという安定したペースで推移しました。ほぼ3ヶ月間トマト三昧。食べきれないので近所や同僚に配るのが大変でした。

 碧猫さん経由で、どらねこさんのブログにプチトマトを使ったドライトマトの作り方が書いてあるのを知り、本日、最後に収穫した200個(約3 kg)のトマトの一部をこれにしました(写真右下はオーブンに入れる前)。
http://azuryblue.blog72.fc2.com/blog-entry-753.html
http://blogs.dion.ne.jp/doramao/archives/8437849.html

 なお、どらねこさんのブログ「どらねこ日誌」は、食の安全と健康について、大変ためになる記事が多く、時々訪問させていただいております。

 以下には、これまでにつくったトマト料理についてメモしておきます。分量は4人前です。

1)湯剥きトマトのオリーブオイル・ワイン酢漬け(写真右上)
材料:シシリアンルージュ20個、オリーブオイル大さじ1、白ワイン酢大さじ1、乾燥ミックスハーブ(バジルベース)少々、塩少々、胡椒少々

 トマトの先端に小さく十字の切れ目を入れ、煮立ったお湯に1分間ほど浸し、ザルにあげて冷水で冷まし、湯剥きする。
 蓋付の器に入れ、塩を降り、オリーブオイルと白ワイン酢を合わせ、良くかき混ぜてクリーム状にしたものをかける。最後に、乾燥ミックスハーブを散らし、好みに応じて胡椒をかける。
 すぐに食べても、冷蔵庫で数日寝かせても、それぞれの美味しさがある。

2)トマトスープの蛸スパゲティ(トマタコ:写真右二段目)
材料:シシリアンルージュ30個、パスタ320 g、茹でダコ200 g、固形コンソメ小4個、バター20g、小麦粉大さじ2、オリーブオイル少々、塩少々、胡椒少々、バジル1枚、水800 cc

 茹でダコを薄く大きくそぎ切りし、塩・胡椒をふってオリーブオイルで軽く炒めておく。
 バター10 gを鍋に入れて弱火にかけ、小麦粉を加えて黄褐色になるまで炒めてルウを作る。これに水、輪切りにしたトマト、固形コンソメ、塩少々を加え、30分煮込んでかなり濃い味のトマトスープを作る。
 パスタを茹で、バター10 gを絡めて深皿に盛りつけ、タコを乗せ、スープを注ぐ。最後にみじん切りしたバジルを散らし、スパイスをかけて出来上がり。
 湯剥きトマトでもいける。タコの代わりにイカ主体のミックスシーフードでも美味しい。スープはそのままでは飲めないほど濃い味にするのがこつ。好みに応じて生クリームを少量加えても良い。(写真はスープスパではない)

3)牛肉と野菜のトマト煮込み(トマトシチュー:写真右三段目)
材料:シシリアンルージュ600 g(約40個)、牛肉200 g、ジャガイモ200 g、人参150 g、タマネギ200 g、赤ワイン150 cc、水500 cc、固形ブイヨン小2個、白ワイン酢大さじ2、オリーブオイル大さじ1、塩少々、胡椒少々、乾燥ミックスハーブ少々

 トマトは湯剥きにし、人参、ジャガイモ、タマネギは好みのサイズに切っておく。
 牛肉はオリーブオイルで軽く炒め、赤ワインと水100 ccを加えて弱火にかけ、30分ほど煮込んでおく。
 湯剥きトマトの半量を包丁で2〜3分割して別の鍋に入れ、水400 cc、固形ブイヨン、ワイン酢、塩少々を加えて弱火で20分煮込む。
 残りのトマト(これは湯剥きを丸ごと)、牛肉、人参、タマネギを入れ、20分煮込んだらジャガイモを加え、さらに30分煮込む。
 皿に盛りつけて、乾燥ミックスハーブとスパイスをかけてできあがり。
 シシリアンルージュは甘味が強いので、慣れないうちは塩を少しずつ加えながら味を整える。煮込んでいる時にかき混ぜると酸化が促進されて味がおちるので、蓋は開けずに我慢?するのがこつ。少量の生クリームを加えても良い。

-------------
 料理は我流で、普段は分量を計ることもなく適当につくっています。今回は記事にするために計量したので面倒でした。その分量もすぐに忘れて、次からも適当だと思います。魚料理をつくるのが好きですが、今は訳あってつくれません。

閉じる コメント(7)

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こんにちは。
うむむ、1,850個というのはまさに脅威です(^^;)。いやトマトって、やろうと思えば一本の苗から本当にこんなに実を付けるものなんですね。
うちのトマトは一般的な「桃太郎」ですが、種類によっても育ち方が変るんでしょうか? その種類も8000種もあるといいます。↓
http://www.nikkeibp.co.jp/article/sj/20090803/171983/
何にせよ、トマトの世界は奥が深いなぁとしみじみ思いました。

来年は僕もチャレンジさせてもらいます!(レシピも)。 削除

2009/10/18(日) 午後 11:42 [ OSATO ]

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まあ、小粒ですから個数はともかく、総重量29kgというのに驚いています。
大柄の桃太郎だと一個100gなら、290個分ということで、過去の経験でもほぼ同じくらいの重量だったと思います。

写真は、全体を写すと小粒のトマトが見えなくなるし余計なものまで写ってしまうので(ハハハ)、一部のみです。 削除

2009/10/19(月) 午前 9:14 [ さつき ]

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しばらく不在でしたが、復帰しました。
多忙につき記事を更新する時間はありませんが、ちょっと追記しておくと、結局、最後に収穫したトマト約200個、3 kgは全てドライトマトにしました。天候も良かったので、なかなかの出来映えだと思います。どう調理したら良いのか分からないので、そのままつまんでいます。濃厚な味でなかなかのものです。
それから、最長の枝の長さを測ったら4.4mでした。次回からは葡萄棚のようにしようと考えています。 削除

2009/11/4(水) 午後 11:39 [ さつき ]

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はじめましてですよね。

エントリー違いで申し訳ないのですが、たんぽぽさんのブログで、さつきさん宛のコメントが削除されてしまいましたので、こちらに投稿させていただきます。やむなくという事でどうかご容赦下さい。

とほほさんとは、都知事選当時、「共産降りろキャンペーン」の批判では共闘してたんですよ。AMLでも、私の意見を「匿名意見」として紹介してくれてたりしてました。

その外でも、彼とは共闘したり、意見が対立したりと、大変熱い議論を何度もしてきました。それだけに、もし彼が生きていてくれたら、神戸と都知事選を「同じ構図」だなんて主張は厳しく批判しただろうという確信がありますが、それを証明する術が永遠に失われてしまったのは、本当に残念です。改めて、大切な人を失ったんだなという思いがこみ上げます。

さつきさんご紹介のとほほさんの言葉は、選挙とはそもそも何なのか?という一番大事な指摘で、「勝てる見込みのなければ立候補するな」という論理が如何にナンセンスかが分るだろうと思います。
以上、失礼しました。 削除

2009/11/7(土) 午前 9:31 [ Looper ]

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Looperさん、こちらこそはじめまして。
ははは、確かにエントリー違いですね。
とほほさんはちょっと変わった方でしたが存在感がありましたね。お亡くなりになったことは、私にとりましても悲しいことでした。
しかし、
>それを証明する術が永遠に失われてしまった
ということはないと思います。
さらに意見交換をお望みなら、変ちくりんなエントリーですが、下記のコメント欄へ同じ文面を再投稿して下さい。これから仕事にでかけますので、応答は鈍いですが、きちんと対応したいと思います。

原理と自明性についてのメモ
http://blogs.yahoo.co.jp/satsuki_327/33493440.html 削除

2009/11/7(土) 午前 10:35 [ さつき ]

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> >それを証明する術が永遠に失われてしまった
> ということはないと思います。

いえいえ、
「とほほさんが生きていたらこうしたであろう」という推測は、永遠に証明は不可能である、という意味で書いておりますので、ご理解下さい。

>さらに意見交換をお望みなら
とりあえず私の伝えたいことは以上ですので、こちらに書かせていただきました。もし、さらに何か思いつきましたら、ご指示の場所で
書かせていただきたいと思います。
ありがとうございました。 削除

2009/11/7(土) 午後 1:41 [ Looper ]

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>「とほほさんが生きていたらこうしたであろう」という推測は、永遠に証明は不可能である、という意味で書いておりますので、ご理解下さい。

ああ、なるほどわかりました。
また何かありましたら、遠慮無くどうぞ 削除

2009/11/7(土) 午後 5:03 [ さつき ]

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