CSRについて
2009-11-13 09:19:46 Theme: ブログ皆さんこんにちわ!
日本興亜損害保険 リスク管理部保険数理室の古屋です
今日は、皆さんがこれから就職活動をしていく中で、会社説明会、セミナーの資料、会社のホームページなどで、必ず目にするであろう「CSR」についてお話したいと思います
「CSR」とは、Corporate Social Responsibilityの略語であり、日本語で言うと「企業の社会的責任」のことです。保険会社で言えば、保険事業を通して社会的責任を果たすことで、さまざまなステークホルダー(株主・お客様・代理店・従業員・地域社会など)の繁栄を下支えし、持続可能な社会の実現に貢献することなどを意味します。
我々日本興亜(グループ)では、「企業は社会と共存共栄してはじめて成り立ち、保険事業を通して、豊かで健全な社会の発展に貢献すること」を最も重要な社会的責任と考えています。
例えば当社では、いま世界で問題となっている環境面でいえば、2012年までにCO2排出ゼロ(企業活動に伴って排出されるCO2を主体的に削減し、削減が困難な部分については排出権を購入するなどしてCO2排出量をゼロにする行為です)を目指す「カーボンニュートラル宣言」を発表し、オフィスで使用する電気、ガスなどの省エネ、紙・印刷物の削減、営業・出張・赴任時において公共交通機関
への切り替えなど、様々な取組みを行っています。(ちなみにCO2削減取組みについては、以前お話した「組織評価制度」の評価項目の一つとすることで、取組みの促進を図っています。)
また環境に配慮した保険商品・サービスの提供、エコ安全ドライブコンテスト※の開催、長野県(八ヶ岳)、高知県(安芸市)、宮崎県(児湯郡)において森林保全活動を行うなど、企業の社会的責任として、環境問題への取組みを実施しております。
※CO2削減、燃料費節約、事故削減に効果がある「エコ安全ドライブ」の普及を図るため、当社のお客様に限らず車を10台以上使用する企業・事業所を対象とする「コンテスト」です。
環境面以外でも、お客様を取り巻くリスクに対する備えを無料で確認・分析・ご説明する「リスクチェックサービス」の実施、宅老所への寄付、大規模災害に対する寄付、大学での保険実務講座(寄付講座として、青山学院大学、法政大学、明治大学、立教大学で開設)の提供、文化活動(ルーヴル美術館展、全日本バレエ・コンクール
など)への支援等、幅広い取組みを行っております。
さて、今回何故このような話をしたかと言いますと、いま我々が実施している「アクチュアリー道場」については、まさに当社が「CSR」の一環として行っているわけです。
道場生の中には、「まだ社員でも内定者でもない学生に対して、日本興亜損保は何故道場のような勉強会をやるのだろうか?」と疑問に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし我々は「企業の社会的責任」として、大きく言えば、我々がこれまで培った経験、知識、ノウハウを次世代の学生の皆さんに引き継ぐことが、将来的に日本の金融・経済の発展に資するものと考えており、したがって、今回の「アクチュアリー道場」に協賛することを決めました。
このような我々の思いもありまして、何とか一人でも多くの方が、今年のアクチュアリー試験に合格していただきたいと考えております。
以前も書きましたが、ご自身のスキルアップや就職活動を有利に進めるためにも、勉強が大変だということは十分理解しておりますが、残り約1ヵ月半、是非頑張ってください。
明日から合宿ですが、守谷は東京より少し冷えますので、暖かい服装
でお越しください。
我々アクチュアリーのメンバーも、15日から参加させてもらいます。
それでは、合宿でお会いしましょう!