岡山放送局

2009年11月14日 12時20分更新

県補正予算案 総額85億円


岡山県は景気の後退で業績が悪化した県内の企業があらかじめ収めていた法人税を還付する予算などを盛り込んだ総額85億円の補正予算案をまとめ、今月の県議会に提案することにしています。

補正予算案は岡山県が13日発表したもので、一般会計の総額で84億5000万円になっています。

主な事業は、景気の後退に伴って業績が悪化した県内の企業が当初の見込みの額で納めていた法人税を企業に還付する予算として32億5000万円、また、ことし8月に美作市などで大きな被害を出した台風9号などの災害の復旧費用としてあわせて16億6000万円が盛り込まれています。

一方、先月、会計検査院から不適正な経理処理として指摘を受けたもののうち国の補助金に相当するあわせて1億3700万円を国への返納金として計上しています。

岡山県はこの補正予算案を今月30日から始まる県議会に提案することにしています。