2009年11月14日 12時20分更新
岡山県内の自治体の課題や要望をまとめて国政に届けようと県の市長会や町村会の代表者が集まり、地方の自主財源の強化などを国に求めていくことを決めました。
会議は岡山県内の市町村が抱える課題や要望をまとめあげ、国の政策に反映してもらおうと毎年この時期に行われていて岡山県市長会や町村会の代表者などあわせて10人が集まりました。
はじめに岡山県の石井知事が「地域主権国家に向けた新政権の制度設計には大変期待をしているが、引き続き地方の声を国にしっかりと主張していきたい」とあいさつしました。
続いて「国には地方の声をしっかり聞くための窓口を設置してもらいたい」などと参加者ひとりひとりがが発言し国に対する要望書をまとめあげました。
要望書では、国と地方の役割分担を見直し地方へ権限を委譲することや、地方税の財源を強化すること、さらに新たな政策を実施する際には、地方と十分に協議を行うことなどを求めています。
会議ではこの要望書を今月17日に地元選出の国会議員に手渡して国の政策に反映してもらうよう働きかけることにしています。