インフル定点当たり32.76、6週ぶり減少
インフルエンザ定点医療機関当たりの全国の患者報告数が、11月2−8日の週は32.76で、前週の33.28より0.52ポイント減ったことが、国立感染症研究所感染症情報センターのまとめで分かった。定点以外を含む全国の医療機関を受診した患者数の推計は約153万人(前週約154万人)。定点当たり報告数が減ったのは、シルバーウイークの9月21−27日以来6週間ぶり。同センターは祝日があり診療日数が少ない医療機関が多かった影響と見て、「今後の推移を慎重に観察していく必要がある」としている。
【関連記事】
妊婦、「基礎疾患」なども1回接種に―新型ワクチン
週別の新規入院患者が初の千人超え―新型インフル
新型インフル、低年齢層で流行拡大−感染研
インフル患者が10代前半で急増−感染研
新型インフル死者50人超える―過半数は発症から3日以内
都道府県別では、愛知(53.19)、秋田(50.64)、滋賀(50.06)、福岡(48.73)、宮城(46.24)などの順。前週に引き続き、全都道府県で10.0を超えた。30.0を超えたのは25道県で、前週の21道府県より増えた。しかし北海道、首都圏、愛知、大阪など大都市圏の多くでは、前週より減少している。
警報レベルを超えたのは300保健所(45都道府県)で、前週の260保健所の1.15倍に増えた。注意報レベルを超えたのは207保健所(45都道府県、前週229保健所)。
更新:2009/11/13 12:55 キャリアブレイン
新着記事
【中医協】新型インフル、診療報酬上も対策検 ...(2009/11/13 22:58)
【中医協】次期報酬改定「連携パス」拡大か(2009/11/13 22:46)
【中医協】事業仕分けへの統一声明で賛否、基 ...(2009/11/13 22:38)
注目の情報
[PR] 医師の転職ならCBネット(CBnet)
記事を検索
CBニュース会員登録メリット
気になるワードの記事お知らせ機能やスクラップブックなど会員限定サービスが使えます。
一緒に登録!CBネットで希望通りの転職を
プロがあなたの転職をサポートする転職支援サービスや専用ツールで病院からスカウトされる機能を使って転職を成功させませんか?
【第86回】石川信克さん(結核予防会結核研究所所長) かつて日本の「国民病」といわれ、多数の患者が命を落とした結核。日本では患者数が年々減少しているが、他の先進国と比べると罹患率(人口10万人当たりの新登録結核患者数)は依然として高い。 結核予防会結核研究所所長の石川信克さんは、結核は「社会にしぶと ...
JR東京駅から外房線の特急「わかしお」に乗る。休日ともなれば、サーフボードを抱えた若者や九十九里浜へ向かう家族連れで、車内は華やいだ雰囲気に包まれる。そんな彼らと一緒に揺られること1時間。本納駅に降り立つと、目の前には一面、緑の風景が広がっていた。 「これでも車で10分も走れば九十九里浜に出るんで ...
WEEKLY