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reoによる 2009年02月12日 18時00分の掲載
衛星の管理はきっちりとね部門より。

stat, maia, LARTH, Oh-MissSpell ら曰く、

日本時間 2 月 12 日 1 時 55 分、イリジウム社の通信衛星「Iridium 33」 (560 kg, 1997 年打ち上げ) と、ロシアの通信衛星「Cosmos 2251」 (900 kg, 1993 年打ち上げ) がシベリア上空 790 km の軌道上で衝突した (本家 /. 記事, SPACE.com の記事, sorae.jp の記事, asahi.com の記事) 。Cosmos 2251 は稼働状況になかったという。

スペースデブリと人工衛星の衝突や、衛星破壊兵器のような意図的な衝突 (/.J 記事) を除けば、人工衛星同士の衝突はこれが初めてとのこと。今のところ、国際宇宙ステーション (ISS) への影響は無いが、衝突によって、軌道上で多数のスペースデブリが生じ、他の衛星に影響を与える可能性がある。「衝突から 12 時間が経過したが、軌道上のデブリ数は 600 個以上だと思う。デブリがどのように見えるかの証拠写真を得るのに、2 日間程度かかるだろう」とアメリカ空軍のマイケル・ケアリー司令官は述べている。

イリジウム社の衛星携帯電話ネットワークは 66 基の人工衛星と複数の予備で構成されており、この事故による影響はイリジウム社によると「サービスへの影響は、短時間の通信停止にとどまり極めて小さい。30 日以内に、衛星を動かしてネットワークを修復する」とのこと (共同通信の記事)。イリジウム社と提携して日本国内でサービスを提供している KDDI も「通話などに支障はない」とのこと (時事通信社の記事) 。

LARTH 氏の投稿エントリにコメントがついていたため、申し訳ございませんが他三氏からのタレコミは却下させていただきました。タレコミに感謝します。

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