[win2k] 使用法ヒント |
Windows 2000/XP の Service Pack や Hotfix をインストールすると、%Systemroot% 以下に $NtServicePackUninstall$ や $NtUninstallQnnnnnn$ (n は数字) といったフォルダが作成されます。
これらのフォルダには、SP や Hotfix によって上書きされたファイルがバックアップされ、SP や Hotfix をアンインストールする場合に使用されます。ディスク容量に余裕がないく、SP や Hotfix をアンインストールできなくなってもよい場合は、これらのフォルダを削除できます。
(削除した場合、「アプリケーションの追加と削除(プログラムの追加と削除)」にアンインストールメニューは残りますが、実際には削除できません。)
Windows 2000/XP のシステムファイルが破損した場合、sfc /scannow コマンドを実行することで自動的に修復を行うことができます。
しかし、特定のファイルの消失や破損が判明している場合や、CD-ROM を直接接続できず、フロッピーディスクでしかファイルの受け渡しができない場合など、以下の手順で CD-ROM からファイル名を指定して取る出すことができます。
- Windows CD-ROM をセットします。(ここでは CD-ROM ドライブを Q とします。)
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から cmd を起動します。
- 以下のコマンドを実行します。(ここでは例として現在のフォルダに ping.exe を取り出します。)
expand Q:\i386\ping.ex_ ping.exe
(Windows のファイルは、ファイル名の最後を _ (アンダーバー) に変更して CD-ROM の i386 フォルダに圧縮してあります。)
Windows 2000/XP では、メッセージボックスが表示された場合、Ctrl+C キーを押すことでメッセージタイトルやメッセージの内容をクリップボードにコピーすることができます。
Windows 2000/XP のレジストリは、複数のハイブファイルに保存されています。
システム全体の設定情報は、%Systemroot%\system32\config フォルダ以下に保存され、ユーザーごとの設定は各ユーザーのプロファイルフォルダに保存されています。
システム用のレジストリ ハイブは、次の手順でバックアップすることができます。
- Windows 2000 の場合
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から ntbackup を起動します。
- 「システム修復ディスク(M)」ボタンをクリックします。
- 「修復ディレクトリのレジストリのバックアップも作成する(B)」にチェックして「OK」します。
- Windows XP の場合
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から ntbackup を起動します。
- ウィザードが起動したら、[詳細モードに切り替えて実行する] をクリックします。
- [バックアップ] タブをクリックし、System State にチェックして「バックアップの開始」ボタンをクリックします。
上記手順を実行すると、%Sytemroot%\repair フォルダに、現在のレジストリがバックアップされます。バックアップ時にハイブの空き領域が開放されるため、バックアップしたハイブをリストアすると、レジストリを最適化する効果が得られます。
グループポリシーの管理テンプレートで設定されるレジストリ値を知りたい場合、%Systemroot%\inf フォルダにあるテンプレートファイル (*.adm) を参照してください。
現在のグループポリシースナップインで、どのテンプレートファイルが使われているかは、次の手順で確認できます。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から gpedit.msc を起動します。
ドメインや OU の場合、Active Directory ユーザーとコンピュータから、各 GPO を編集します。
- [コンピュータの構成] または [ユーザーの構成] の下にある [管理用テンプレート] を右クリックし [テンプレートの追加と削除] をクリックします。
- 現在使用しているテンプレートファイル一覧 (拡張子 adm は省略されています) が表示されます。
ローカルポリシーでユーザーに対する制限を行う場合、通常は全ユーザーに対して制限が有効になります。
Administrators グループのユーザーに対してはローカルポリシーを適用したくない場合、次の手順を実行してください。
- %Systemdrive% を右クリックして [プロパティ] をクリックし、NTFS フォーマットされていることを確認します。
Convert コマンドで NTFS に変換した場合、「ブートドライブを Convert 後 NTFS のデフォルトアクセス権が設定されません」を参照してデフォルトセキュリティを適用します。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から gpedit.msc を起動し、任意のポリシーを定義します。
- 続けてエクスプローラを起動し、%SystemRoot%\System32\GroupPolicy フォルダを右クリックして [プロパティ] をクリックします。
- [セキュリティ] タブをクリックし、名前に Administrators が選択された状態で「フルコントロール 拒否」にチェックして「OK」をクリックします。
グループポリシーを変更したい場合、変更前に上記と逆の手順で Administrators に対して「フルコントロール 許可」を設定してください。
関連リンク
Windows に付属の、爆弾を探しゲームのマインスイーパーは、起動してから次のキーを順に押すことで、爆弾の位置がわかるようになります。
[x][y][z][z][y][Enter][Shift]
マウスポインターが爆弾のあるセルの上にくると、画面の一番左上の 1 ピクセルが黒くなります。
マインスイーパー画面左上でなく、PC の画面左上であることにご注意ください。なお、この Tips は Windows3.1 と NT 系 Windows で使えます。
Windows 2000/XP で、エクスプローラを使って複数のファイルをコピーするとき、コピー先フォルダに同名のファイルがあった場合、ファイルの上書きの確認ダイヤログで「はい」「すべて上書き」「いいえ」「キャンセル」という選択肢が表示されます。
通常では、コピー先に存在する同名のファイルを上書きしたくない場合、ダイヤログで「いいえ」を上書きしたくないファイルの数だけクリックする必要がありますが、Shift キーを押しながら「いいえ」をクリックすると、以後同名のファイルは上書きされなくなります。
Windows 2000/XP には、Windows9x/Me のように [アクセサリ] にスキャンディスクはありません。
Windows 2000/XP でディスクのチェックを行う場合は、次の手順を実行してください。
- 「マイコンピュータ」をダブルクリックします。
(XP では [スタート]−[マイコンピュータ] をクリックします。)
- チェックしたいドライブを右クリックして [プロパティ] をクリックします。
- [ツール] タブをクリックし、「チェックする」ボタンをクリックします。
- チェックディスクのオプションを設定し、「開始」ボタンをクリックします。
マイクロソフトは MS-Chat を終了したため、Windows 2000 や Me に MS-Chat は付属しません。
また、ダウンロードセンターからの MS-Chat 2.5 の配布も終了し、Chat サーバーも停止される予定です。(マイクロソフト:MS-Chat 2.5 の提供について)
この決定に対する反応は、正しい MS-Chat を普及しよう委員会などを参照してください。
Windows Media Player 7 にアップグレードしても、Media Player 6.4 は \Prgram Files\Windows Media Player フォルダに格納されており、次のコマンドで実行できます。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から mplayer2 を起動します。
Windows 2000 Professional の場合は次のように設定します。
- [スタート]−[設定]−[コントロールパネル] から「ユーザーとパスワード」を起動します。
- 「このコンピュータを使うにはユーザー名とパスワードを入力する必要があります」のチェックを解除します。(このオプションはセットアップ時に設定可能です。)
- 自動ログオンに使うユーザー名とパスワードを入力して「OK」します。
Windows XP の場合は次のように設定します。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から rundll32 netplwiz.dll,UsersRunDll を実行します。
(Professional に限り、control userpasswords2 コマンドで同じ画面を出すことができます。)
- 「ユーザーがこのコンピュータを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要(E)」のチェックを解除して「OK」します。
- 自動ログオンに使うユーザー名とパスワードを入力して「OK」します。
Server 以上およびドメインに参加している 2000/XP クライアントの場合は、次のようにレジストリを変更する必要があります。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
- HKEY_LOCAL_MACHINE \SOFTWARE \Microsoft \Windows NT \CurrentVersion \Winlogon に次の値を設定します。
名前 |
型 |
値 |
AutoAdminLogon |
REG_SZ |
1 |
DefaultUserName |
REG_SZ |
有効なユーザー名 |
DefaultPassword |
REG_SZ |
有効なパスワード |
パスワードが設定されていないユーザーの場合、自動ログオンは 1 回で解除されます。
自動ログオンが設定されている場合でも、Shift キーを押しながら起動することで、ログオン画面を表示させることができます。(Q97597)
BIOS アップデートなどで DOS の起動ディスクが必要になることがありますが、DOS や Windows9x が起動する PC がない場合でも、次の方法で MS DOS 6.2/V の起動ディスクを作成することができます。
- Windows 2000 を起動します。
- CD-ROM ドライブに Windows 2000 CD-ROM を、FDD に空のフロッピーディスクをセットします。
- [スタート]−[プログラム]−[アクセサリ] から「コマンドプロンプト」を起動します。
- 以下のコマンドを実行します。
C:\>Q:
Q:\>cd VALUEADD\3RDPARTY\CA_ANTIV
Q:\VALUEADD\3RDPARTY\CA_ANTIV>MAKEDISK A:
(ここで Q は CD-ROMドライブのドライブレターです。)
これでフロッピーディスクがウィルススキャン用 DOS 起動ディスクになりますが、起動時にウィルスチェック画面を起動させないために、Autoexec.bat
を編集します。
- エクスプローラで A ドライブの autoexec.bat ファイルを右クリックし、[編集] をクリックします。
- メモ帳が起動するので、最初の 2 行を残して削除します。
- 変更を保存してメモ帳を閉じます。
参考:Windows 2000 に sys コマンドや format /s コマンドはありません。
format /s 相当のディスクにするためには、上記手順で作成したフロッピーディスクから、io.sys、msdos.sys、command.com 以外の全ファイルを削除します。
Windows 2000/XP Professional で、CD-ROM や オーディオ CD をセットした時の自動再生 (AutoRun) を禁止するには次のように設定してください。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から gpedit.msc を起動します。
- ローカルコンピュータポリシー \コンピュータの構成 \管理用テンプレート\システムを開きます。
- [自動再生機能を無効 (オフ) にする] をダブルクリックします。
- 「有効」に設定して「OK」をクリックします。
以下のような方法でも自動再生をとめることができます。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
- HKEY_LOCAL_MACHINE \SYSTEM \CurrentControlSet \Services \Cdrom を展開します。
- 右の AutoRun 値のデータを 0 に設定します。
XP の場合、CD-ROM ドライブのプロパティでも設定できます。
- エクスプローラで CD-ROM ドライブを右クリックして [プロパティ] をクリックします。
- [自動再生] タブをクリックし、ドロップダウンリストで「音楽 CD」を選択します。
- 「実行する動作を選択」にチェックし、「何もしない」を選択して「OK」をクリックします。
1 度だけ次の手順でログオフ処理を行って下さい。
- NumLock をオンにした状態で Ctrl+Alt+Del キーでセキュリティダイアログを表示します。
- 「ログオフ」ボタンをクリックします。
- 「ログオフしますか?」で「はい」をクリックします。
次回ログオン時から NumLock がオンになっています。
(ログオン時にオフにしたい場合は、NumLock がオフの状態でこの操作を行なって下さい。)
Regclean 4.1a 以降は Windows 2000 に対応しています。
ただし、RegClean は日本語環境で正しく動作しないケース (いつまでたっても終わらないなど) があるので、レジストリを掃除したい場合は RegCleaner の使用も検討するといいでしょう。
RegCleaner は RegClean と同様英語ソフトウェアですが、メニューの [Options]−[Language]−[Select Language] から Japanese を選択してメニュ
ーを日本語にすることができます。
Windows 2000 で、コンピュータブラウザや NT のサーバーマネージャに表示されるコンピュータの説明の文字列は以下のように設定します。
- 「マイコンピュータ」を右クリックして、[管理] をクリックします。
- [コンピュータの管理(ローカル)] を右クリックして [プロパティ] をクリックします。
- [ネットワークID] タブをクリックして「コンピュータの説明」で設定します。
NT4.0 と同じく、コマンドプロンプトから net config server /srvcomment:"コメント" でも設定できます。
net config server の詳細は、コマンドプロンプトで net help config server を実行して表示される説明を参照してください。
このコメントは、各 OS では以下のように設定します。
NT4.0:コントロールパネルの「サーバー」
Windows9x/Me:コントロールパネルの「ネットワーク」の [識別情報] タブ
Windows XP:コントロールパネルの「システム」の [コンピュータ名] タブ
Windows 2000 に標準装備された Outlook Express 5 はアンインストールすることができません。
どうしてもアンインストールしたい場合は、次のフォルダ、ファイル、レジストリを削除します。ファイルの中にはシステムファイル保護が働くものがあるため、セーフモードで起動して作業を行うことをお勧めします。(Q263837)
フォルダ
- %CommonProgramFiles%\Microsoft Shared\Stationery
- %APPDATA%\Identities
- %APPDATA%\Microsoft\Address Book
ファイル
inetcomm.dll |
msoeacct.dll |
msoert2.dll |
msoe.dll |
msoeres.dll |
msimn.exe |
oeimport.dll |
oemiglib.dll |
oemig50.exe |
setup50.exe |
wab.exe |
wabfind.dll |
wabimp.dll |
wabmig.exe |
csapi3t1.dll |
directdb.dll |
wab32.dll |
wab32res.dll |
レジストリ
- HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Outlook Express
- HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\WAB
- HKEY_CURRENT_USER\Identities
- HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Outlook Express
- HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\WAB
なお、次のバッチファイルをダウンロードし、セーフモードで起動後にコマンドプロンプトから rmoe5 /delete を実行することで、上記の削除作業を自動化できます。(rmoe5 /reinstall を実行すると、OE5 が再インストールされます。)
何らかの理由で Windows 2000 に標準装備された Outlook Express を破壊してしまった場合は、次の作業で再導入することができます。
- 「マイコンピュータ」を右クリックして [エクスプローラ] をクリックします。
- [ツール]−[フォルダオプション] をクリックします。
- [表示] タブをクリックし、「すべてのファイルとフォルダを表示する」にチェックがあり、「登録されているファイルの拡張子は表示しない」にチェックがないことを確認します。
- エクスプローラで \WINNT\inf フォルダを開きます。
- Msoe50.inf ファイルを右クリックして [インストール] をクリックします。
mailto: で起動されるメールクライアントを定義するために、Windows9x では、フォルダオプションのファイルタイプで、 URL:MailTo プロトコルを変更します。
ところが Windows 2000 には標準ファイルタイプの一覧に URL:MailTo プロトコルがないので、メールクライアントの定義を簡単に変更できません。
ファイルタイプとして URL:MailTo プロトコルを追加する場合は、次の手順を実行してください。
- [スタート]−[設定]−[コントロールパネル] から「フォルダオプション」を起動します。
- [ファイルタイプ] タブをクリックし、「新規」ボタンをクリックします。
- ファイルの拡張子として「利用不可」(括弧は記入しません) を記入し、「詳細」ボタンをクリックします。
- 関連付けられているファイルタイプのリストから URL:MailTo プロトコルを選択し、「OK」をクリックします。
ファイルタイプリストの一番下に追加されれるので、ご注意ください。
NT4.0 や Windows9x と同じレジストリでも、これらのシステムでエクスポートした *.reg ファイルのインポートに失敗することがあります。
Windows 2000 ではレジストリのインポート/エクスポートファイルの文字コードを Unicode と解釈するため、バイナリ値などのインポートに失敗するケースが発生します。Windos 2000 以外のシステムで作成した *.reg ファイルは、一度メモ帳で開き、Unicode で保存し直してから Windows 2000 にインポートして下さい。
Windows 2000 では、Office 2000 と同じように、使う頻度の少ないメニューを非表示にしてしまいます。
これを禁止するには、次の作業を行なって下さい。
(Windows XP でクラシックスタートメニューを使用している場合も適用されます。)
- [スタート]−[設定]−[タスクバーとスタートメニュー] をクリックします。
- [全般] タブの「頻繁に使用するメニューを優先的に表示」のチェックを解除します。
- 「OK」をクリックして設定を保存します。
Office2000 のメニューや Windows 2000 のスタートメニューと同様、Internet Explorer 5 以降のお気に入りも使用頻度の低いものは表示されなくなります。
これを禁止するには、次の作業を行なって下さい。
- IE を起動します。
- [ツール]−[インターネットオプション] をクリックします。
- [詳細設定] タブのブラウズセクションにある「個人用に設定したお気に入りメニューを使用する」のチェックを解除します。
- 「OK」をクリックして設定を保存します。
- IE を再起動します。
コントロールパネルの「ユーザーとパスワード」から Windows 2000 のユーザーを追加することができますが、[ユーザー] タブの「追加」や「削除」がグレーアウトされてクリックできないことがあります。
この場合は、「□このコンピュータを使うには、ユーザー名とパスワードを入力する必要があります」にチェックを入れて下さい。
ネットワーク |
コントロールパネルの「ダイヤルアップとネットワーク接続」にあるローカルエリアネットワークアイコンを右クリックして
[プロパティ] をクリックします。
(ローカルエリアネットワークアイコンは、LAN アダプターを導入しないとでてきません。)
バインドコントロールは、「ダイヤルアップとネットワーク接続」フォルダのメニューバーにある [詳細設定]−[詳細設定] で設定します。 |
ODBC |
コントロールパネルの「管理ツール」の中 |
サービス |
コントロールパネルの「管理ツール」の中 |
SCSI アダプタ シリアルポート パラレルポート デバイス |
デバイスマネージャに移行しました。デバイスマネージャは次の手順でアクセスできます。
- 「マイコンピュータ」を右クリックし、[管理] をクリックします。
- コンピュータの管理(ローカル)\システムツールツリーにある [デバイスマネージャ] をクリックします。
「デバイス」にあった多くのデバイスは、[表示]−[非表示デバイスの表示] で表示される「プラグアンドプレイでないドライバ」に含まれています。
|
[表示] メニューから [ツール] メニューに移動しました。
[ツール]−[フォルダオプション] で開くことができます。
Windows 2000/XP のフォルダオプションでは、「すべてのファイルを表示」に設定しても、いくつかのコアオペレーティングシステムファイルを表示しません。すべてのファイルを表示させる必要がある場合は、フォルダオプションの [表示] タブでリストの一番下にある「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない」のチェックを解除して下さい。
Windows9x では Windows\SendTo フォルダにショートカットを置くことで、[送る] の内容をカスタマイズできましたが、Windows 2000/XP はユーザープロファイルディレクトリが別の場所にあります。
現在のユーザーのプロファイルディレクトリは、次の方法で開くことができます。
- 「スタート」ボタンを右クリックして [エクスプローラ(X)] をクリックします。
([エクスプローラ - All Users] ではありません。)
- プロファイルディレクトリのスタートメニューにフォーカスがあたった状態でエクスプローラが起動します。SendTo フォルダもここにあります。
なお、Windows 2000 以降 SendTo は隠しフォルダになっているので、フォルダオプションで「すべてのファイルを表示」に設定しないと、エクスプローラで表示されません。
Sun Microsystems が開発した Java を、Windows XP オリジナル版および SP1a 以降で使うためには、Misrosoft、Sun、IBM など各社が提供する Java VM や JDK (Java Development Kit)/JRE (Java Runtime Environment) などをダウンロードしてインストールする必要があります。(Windows XP SP1 には、Microsoft 製 Java 仮想マシンが含まれており、SP1 適用で自動的に Java 仮想マシンが追加/更新されます。しかし、SP1a 以降は Java VM が削除されています。)
また、Windows 2000 を SP4 適用済みイメージから導入した場合も Java VM は含まれません。
2003/2/20 以降、旧バージョンの Microsoft VM をインストールしていないユーザーは、Windows Update サイトからダウンロードしたモジュールで新規セットアップきなくなりました。旧版の Micsofot VM パッケージ (msjavx86.exe) を配布しているサイトもありますが、これを使う場合はライセンス条項にご注意ください。
たとえば、Yahoo! チャットや Yahoo! オークションの詳細な残り時間は Microsoft VM を前提に動作したため、Yahoo ヘルプ からダウンロードできるようになっています。
ただし、旧版の Microsoft VM は多くの脆弱性を含んでおり大変危険なため、インストールした場合は速やかに Windows Upodate を行い、最新版に更新してください。
旧式の Microsoft 製 Java を使う要件がない場合は、Sun から Java Plug-in for Windows XPなどをダウンロードしてインストールすることも検討してください。
関連リンク
何らかの理由で Windows Update サイトにアクセスできない場合や、Windows 2000 以外の OS から修正版をダウンロードしたい場合、マイクロソフトの Windows 2000 サイトからも修正モジュールをダウンロードすることができます。
Windows 2000/XP の管理用ツールは MMC のスナップインとして提供されるので、次の手順で自分用にカスタマイズした管理コンソールを作成することができます。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から MMC を起動します。
- メニューから [コンソール]−[スナップインの追加と削除] をクリックします。
- 「追加」ボタンをクリックします。
- 自分の管理コンソールに追加したいスナップインを選択して、「追加」をクリックします。
- 追加し終わったら、「閉じる」ボタンをクリックします。
(追加途中で「閉じる」をクリックして、コンソールの階層を管理することもできます。)
- 「OK」をクリックします。
- [コンソール]−[オプション] をクリックします。
- [コンソール] タブで、コンソールの名前と、モードを設定し、「OK」をクリックします。
- [コンソール]−[名前をつけて保存] でコンソールを保存します。
Windows 2000 には NT4.0 までのような RDISK コマンドがありません。
修復ディスクは次の方法で作成して下さい。
- [スタート]−[プログラム]−[アクセサリ]−[システムツール]−[バックアップ]をクリックします。
- [ウィザード] タブの「システム修復ディスク」ボタンをクリックします。
修復ディスクはシステムが起動しなくなった場合などに、システム起動環境やシステムファイル、レジストリを修復することが可能です。
- セットアップ起動ディスク1もしくは Windows 2000 CD-ROM で PC を起動します。
- 「セットアップへようこそ」で R キーを押して修復または回復オプションを選択します。
- さらに R キーを押してシステム修復を選択します。
- 手動修復 (M キー) もしくは高速修復 (F キー) を押します。(Windows9x を後から導入した場合に、Windows2000 とデュアルブートに回復させる場合などは手動修復を選択します。)
- 修復ディスクの挿入を求められるので、ここでシステム修復ディスクをセットして下さい。
(修復ディスクが手元にない場合は WINNT\Repair ディレクトリを指定して下さい。)
- 以降は画面の指示に従って操作して下さい。
Windows 2000 では、NT4.0 までのように rdisk コマンドを使って修復ディスクの自動作成ができなくなりました。
コマンド1つで修復ディスクを更新するには、次のようなスクリプトの使用を検討してください。
UNIX 使いにはおなじみの ps と kill ですが、Windows 2000 サポートツールには、プロセスリストの一覧を取得したり、プロセス番号指定でプロセスを終了させるツールが付属します。
サポートツールは次の手順でセットアップ可能です。
- Windows 2000 CD-ROM をセットします。
- 「Microsoft Windows 2000 CD」画面が起動するので、[この CD を参照(B)] をクリックします。
- Support\Tools フォルダにある Setup.exe をダブルクリックします。
使い方
- [スタート]−[プログラム]−[アクセサリ] から「コマンドプロンプト」を起動します。
- tlist コマンドでプロセス ID 付きのプロセス一覧が表示されます。
- kill <プロセスID> で指定したプロセスを終了させることができます。
Windows 2000/XP は、NTFS アクセス権や、レジストリのアクセス許可、セキュリティポリシーなど多くのセキュリティ設定を持っています。
これらの設定を変更してしまい、Windows が正しく動作しなくなった場合など、次の手順で Windows 標準のセキュリティ設定に戻すことができます。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から mmc を起動します。
- [ファイル]−[スナップインの追加と削除] をクリックし、「追加(D)」ボタンをクリックします。
- 一覧から「セキュリティの構成と分析」を選択して「追加(A)」ボタンをクリックし、「閉じる」「OK」をクリックします。
- コンソールツリーにある「セキュリティの構成と分析」を右クリックして [データベースを開く(P)] をクリックします。
- 任意のファイル名を記入して「開く(O)」をクリックし、テンプレートとして Setup Security.inf を選択して「開く(O)」をクリックします。(Setup Security.inf のバックアップは %Systemroot%\repair フォルダに secsetup.inf として保管されています。)
- コンソールツリーにある「セキュリティの構成と分析」を右クリックして [コンピュータの構成(F)] をクリックします。
- ログファイルの名前 (任意) を確認して「OK」します。
同様の作業を secedit コマンドを使って行うことも可能です。secedit コマンドの使い方は Windows のヘルプを参照してください。
なお、XP Home Edition には「セキュリティの構成と分析」も secedit コマンドもありません。
NT4.0 まではユーザーマネージャの [原則] メニューにあったこれらの設定は、セキュリティポリシーに移行しました。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から secpol.msc を起動します。
- [アカウントポリシー]\[パスワードのポリシー] を開きます。
- パスワードの長さ、変更禁止期間、有効期限 (既定値は42日)、パスワード強度などを設定可能です。
Windows NT/2000/XP で、ローカルユーザーアカウントのログオン可能時間や、アカウントの有効期限を設定するためには GUI のインターフェースが用意されていません。
これらの設定は、コマンドプロンプトから net user コマンドを使って行うことができます。
net user コマンドの詳しい使い方は、コマンドプロンプトで net help user を実行すると表示されます。
次の手順で変更することができます。
- 「マイコンピュータ」を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
- [ネットワーク ID] の「プロパティ」ボタンをクリックします。
- コンピュータ名とドメインメンバーシップを変更可能です。
注:Windows 2000 では、コンピュータ名 (NetBIOS名) とホスト名 (DNS名) に異なるものを設定することはできないように仕様が変更されています。(レジストリエディタでコンピュータ名とホスト名に違うものを設定すると通信に障害が発生します。)
Windows 2000 の各サービスの詳細を調べたい場合、マイクロソフトから公開されている「Glossary of Windows 2000 Services」を参照してください。
Windows9x/NT にあったクリップボードビューアは、Windows 2000/XP のスタートメニューには登録されていませんが、次の手順で起動させることができます。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] をクリックします。
- 名前に clipbrd と入力して「OK」をクリックします。
クリップボードには複数形式でデータが保存されているので、[表示] メニューから各形式のデータを表示させることができます。
Windows 2000/XP の Windows ファイル保護機能の一部として、システムファイルチェッカー (sfc) があります。
システムファイルチェッカーをすぐに実行するには、次の手順を実行して下さい。
- Windows 2000 CD-ROM を CD-ROM ドライブにセットします。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から sfc /scannow を実行します。
NT4.0 のように、[スタート]−[プログラム]−[管理ツール] を使うためには、次のように設定して下さい。
- [スタート]−[設定]−[タスクバーとスタートメニュー] をクリックします。
- [詳細] タブをクリックします。
- スタートメニューの設定で、「管理ツールを表示する」にチェックを入れ「OK」をクリックします。
(Server 以上は最初からここにチェックが入っています。)
次の内容を持つテキストファイルを作成し、拡張子を reg に変更後、ダブルクリックしてください。
---------------------------------------------------
Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\shell\コマンドプロンプト(&P)]
[HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\shell\コマンドプロンプト(&P)\command]
@="cmd.exe \\\"%1\\\""
---------------------------------------------------
エクスプローラで任意のフォルダを右クリックすると、[コマンドプロンプト(P)] メニューが表示され、これをクリックするとそのフォルダをカレントディレクトリとしてコマンドプロンプトが開きます。
コマンドプロンプトでファイル名やディレクトリ名を入力するとき、最初の数文字を指定するだけで残りを補完してくれる機能があります。
例) C:\>cd Pr<TAB> と打つと、cd "Program Files" と補完されます。
この補完機能を有効にするには次の手順でレジストリを変更して下さい。
なお、Windows XP は標準で補完機能が有効に設定されています。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
- HKEY_CURRENT_USER \Software \Microsoft \Command Processor にある CompletionChar の値を 9 に設定します。
Tab キーでなく、<Ctrl>+D でディレクトリ名、<Ctrl>+F でファイル名を補完するためには次のように設定します。(レジストリを変更する必要はありません。)
- [スタート]−[プログラム]−[アクセサリ] をクリックします。
- [コマンドプロンプト] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
- リンク先の最後に、/f:on という文字列を追加します。
例) %Systemroot%\System32\cmd.exe /f:on
なお、ファイル名やディレクトリ名の補完は、TweakUI の [コマンドプロンプト(Cmd)] タブでも設定することができます。
参考:cd pro* などのコマンドでも cd Program Files と補完されます。
NT4.0 までは、コマンドプロンプト内の文字列を選択したいときは、[文字選択] をクリックする必要がありました。
Windows 2000 では、標準で文字選択が有効になっており、マウスでドラッグしただけで文字が選択され、Enter キーでコピーすることができるようになっています。
一部のコンソールアプリケーションでは、文字選択された状態では表示が更新されなくなるので、「さわっただけで文字選択」を停止させたい場合は次の手順を実行してください。
- [スタート]−[プログラム]−[アクセサリ] から「コマンドプロンプト」を起動します。
- ウィンドウ左上のアイコンをクリックし、[既定値] をクリックします。
- 「簡易編集モード」のチェックを解除して「OK」をクリックします。
次回起動したコマンドプロンプトから、この設定が有効になります。
Windows 2000/XP でコマンドプロンプト起動時に、特定のコマンドを実行したい場合、次の手順を実行してください。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
- HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Command Processor を開きます。
- [編集]−[新規]−[複数行文字列値] をクリックし、AutoRun 値を作成します。
- AutoRun 値をダブルクリックし、データに任意のコマンドを記述して「OK」します。
XP でコマンドプロンプトを実行すると、ユーザープロファイルフォルダがカレントになります。AutoRun に cd \ などを指定しておくと、Windows 2000 と同様、ルートフォルダをカレントにしてコマンドプロンプトが開きます。
なお、バッチファイル実行時も、この設定が参照されるので注意してください。
Windows XP は hh ntcmds.chm コマンドでコマンドリファレンスが開きますが、Windows 2000 は以下のコマンドでコマンドリファレンスを開くことができます。
hh %windir%\Help\windows.chm::/ntcmds.htm
頻繁に使用する場合、次の手順でショートカットを作ることをお勧めします。
- デスクトップを右クリックして [新規作成]−[ショートカット] をクリックします。
- 項目の場所として hh %windir%\Help\windows.chm::/ntcmds.htm を記入して「次へ」をクリックします。
- 「コマンドリファレンス」などの名前を記入して「完了」をクリックします。
Windows NT 系では、F7 キーを押すとコマンドプロンプトから実行したコマンドの一覧が表示され、矢印キーで履歴を選択してコマンドを実行できます。
なお、履歴をクリアしたい場合は Alt+F7 キーで消去できます。
Windows 2000 は、Ctrl+Alt+Del で表示されるセキュリティダイアログで「ロック」をクリックすることで、コンピュータをロックできますが、これを1クリックで実行できるアイコンを作成できます。
- デスクトップを右クリックし、[新規作成]−[ショートカット] をクリックします。
- 項目の名前に rundll32.exe user32.dll,LockWorkStation を入力し、「次へ」をクリックします。
- ショートカットの名前にロックなどと入力し、「完了」をクリックします。
注意:LockWorkStation は大文字小文字を区別します。
NTFS のストリームを使えば、次のように特定のファイルのストリームとして隠しファイルを作成することができます。
- [スタート]−[プログラム]−[アクセサリ] から「コマンドプロンプト」を開きます。
- 次のコマンドを実行します。(D ドライブが NTFS ドライブと仮定します。)
C:\>D:
D:\>notepad test.txt
(「ファイルを作成しますか?」に「はい」を回答し、任意の内容を入力/保管してメモ帳を終了します。)
D:\>notepad test.txt:hide
(「ファイルを作成しますか?」に「はい」を回答し、任意の内容を入力/保管してメモ帳を終了します。)
これでエクスプローラからも Dir コマンドでも見えない test.txt:hide.txt というストリームが作成されます。
このストリームの内容は、コマンドプロンプトで notepad test.txt:hide コマンドを実行すれば表示されます。
ストリームの概念は プログラマから見た NTFS 2000 Part1: ストリームとハード リンクなどを参照するとよいでしょう。
Windows 2000/XP で、特定のファイルやフォルダに、どのユーザーがどのようにアクセスしたか監査したい場合、以下のヘルプを参照することをお勧めします。
NT4.0 では Server CD-ROM の SrvTools から Server 用管理ツールを導入しましたが、Windows 2000 では Server CD-ROM の I386 ディレクトリにある adminpak.msi をダブルクリックすることで、自動的に Server 用管理ツールが導入されます。
なお、Windows 2000 サービスパックには、更新された adminpak.msi が含まれています。
Windows XP には Windows 2000 の adminpak をインストールすることはできません。Windows XP から Server 製品を管理するには、ターミナルサービスを使用するか、.NET Server 用の adminpak をインストールする必要があります。
Windows 2000 リソースキットには多くの有用なツールが収録されていますが、リソースキットの書籍を購入しなくても、ある程度のツールはマイクロソフトの ftp サイトや、Free Tool Downloads ページからダウンロードすることができます。
また、リソースキットヘルプ日本語版がマイクロソフトからダウンロードできます。
イベントログに記録されるイベントの意味や、対処方法について調べたい場合、以下のような情報源があります。
Windows 2000/XP には自己解凍書庫作成用の IExpress 2.0 が標準装備されています。
(よく、自己解凍後インストーラが起動するパッケージを作るのに使われるものです。)
[スタート]−[ファイル名を指定して実行] で iexpress を起動し、ウィザードに答えるだけで自己解凍書庫が作成できます。
Windows9x/Me でも IExpress を使用したい場合、マイクロソフトの Internet Explorer 管理キット (IEAK) に含まれているものを使うことができます。
スタートメニューやコントロールパネルには登録されていませんが、[スタート]−[ファイル名を指定して実行] で Themes を起動すると、デスクトップテーマが起動します。
テーマファイルは入っていないので、Windows9x のテーマファイル (Windows9x 導入ドライブの Program Files \Plus! \Themes フォルダに保管されていています。) を使って下さい。
Windows 2000 には標準で多国語の表示/入力機能がありますが、標準セットアップでは日本語サポートしか導入されていないので、次の作業で他国語の表示と入力が可能になります。
- 管理者権限でログオンします。
- [スタート]−[設定]−[コントロールパネル] から [地域オプション] を開きます。
- [全般] タブの「[システムの言語設定」で、導入する言語にチェックし、「OK」をクリックします。
(このとき Windows 2000 CD-ROM が必要です。)
- コピーが完了すると、再起動を求められるので、再起動します。
- [スタート]−[設定]−[コントロールパネル] から「キーボード」を開きます。
- [入力ロケール] タブの [インストールされている入力ロケール] にある「追加」ボタンをクリックして、必要な IME を導入します。
- 入力ロケールインジケータをクリックもしくは、左 Alt+Shift キーで IME を切り替えます。
WINNT フォルダなどを開くと、「ファイルの表示」をクリックしないとファイルが表示されません。
このステップを踏まずにファイルを表示させたい場合、次の手順で Desktop.ini ファイルを無効にして下さい。
- [スタート]−[プログラム]−[アクセサリ] から、[コマンドプロンプト] を開きます。
- 次のコマンドを実行します。
C:\>cd winnt
C:\WINNT>attrib -h Desktop.ini
C:\WINNT>ren Desktop.ini *.bak
コマンドプロンプトやバッチファイルを使って、Windows 2000 コンピュータにプリンターオブジェクトを作成したり、プリンターの構成を変更することができます。
詳しくは [スタート]−[ファイル名を指定して実行] で Rundll32 printui.dll,PrintUIEntry /? を実行して表示されるヘルプを参照してください。
Windows 2000 には標準で DVD プレーヤーである dvdplay.exe が付属します。
ただ、デコーダーは付属しないので、ハードウェアデコーダーもしくはソフトウェアデコーダーが別途必要になります。
PowerDVD や WinDVD などのソフトウェア DVD プレーヤーはソフトウェアデコーダーも同時にインストールするため、これらのソフトウェアを導入することでソフトウェアデコーダーを導入することが可能です。
追加の CD プレーヤーソフトウェアを導入すると、音楽 CD を挿入しても標準 CD プレーヤーが起動しないことがあります。
デフォルトプレーヤーを Windows 2000 標準のものに戻したい場合、次の手順を実行して下さい。
- sysoc.inf ファイルを編集し、HIDE という文字列を削除します。
- [スタート]−[設定]−[コントロールパネル] から「アプリケーションの追加と削除」を起動します。
- [Windows ファイル] をクリックし、アクセサリから CD プレーヤーを削除します。
- 続いて、アクセサリから CD プレーヤーを再導入します。
サウンドカードが装着されている場合、エラー音などはサウンドの音量や、コントロールパネルの「サウンドとマルチメディア」で制御することができますが、サウンドカードが装着されていない場合はビープが鳴るのでサウンドからは制御できません。
ビープ音を止めたい場合は、次の作業を行って beep デバイスを停止してください。
- 「マイコンピュータ」を右クリックし [管理] をクリックします。
XP では「スタート」をクリックし、[マイコンピュータ] を右クリックして [管理] をクリックします。
- デバイスマネージャをクリックします。
- MMC メニューバーから [表示]−[非表示デバイスの表示] をクリックします。
- [+]プラグアンドプレイではないドライバを展開し、beep をダブルクリックします。
- [ドライバ] タブをクリックし、スタートアップの種類を「無効」に設定します。
- 「OK」をクリックします。
サウンドカードが装着されているにもかかわらずビープ音がなる場合、コントロールパネルの「サウンドとマルチメディア」で「一般の警告音」に正しいサウンドが割り当てられていることを確認してください。
Windows9x では Autoexec.bat ファイルに SET コマンドで設定していた環境変数ですが、Windows 2000/XP はレジストリに記録されています。
環境変数を設定/変更するには次の作業を実行して下さい。
- 「マイコンピュータ」を右クリックして [プロパティ] をクリックします。
XP では [スタート]−[コントロールパネル] から「システム」を起動します。
- [詳細] タブをクリックして「環境変数」ボタンをクリックします。
- 現在ログオンしているユーザーとシステムの環境変数を設定することができます。
Windows 2000 や XP は複数ユーザー環境をサポートしているため、ユーザーごとに異なったスタートメニューやデスクトップを持っています。
あるユーザーで作業した環境を、他のユーザーでも使いたい場合、次の手順でユーザープロファイルをコピーして下さい。
なお、コピー先を指定するため、予めコピー先ユーザーで最低でも一度ログオンしておく必要があります。
また、コピー先ユーザーのプロファイルは上書きされてしまうため、必要なファイルがある場合は、念のためにバックアップしておくことをお勧めします。
- 環境をコピーされたいユーザー以外の管理者ユーザーでログオンします。
注:元ユーザーのプロファイル フォルダに対する読み取りアクセス権を持っている必要があります。プロファイル フォルダが NTFS ドライブにある場合、管理者ユーザーにアクセス権がない場合があります。
- 「マイコンピュータ」を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
XP では [スタート]−[コントロールパネル] から「システム」を起動します。
- [ユーザープロファイル] タブをクリックします。
XP では [詳細] タブのユーザープロファイルにある「設定」ボタンをクリックします。
- 元となるプロファイルを持つユーザー名をクリックし、「コピー先」ボタンをクリックします。
- プロファイルのコピー先として、宛先ユーザーのプロファイルフォルダを指定します。
(通常は Documents and Settings\ユーザー名フォルダになります。)
- 使用を許可するユーザーグループの「変更」ボタンをクリックし、宛先ユーザー名を指定します。
- 「OK」をクリックします。(プロファイルがコピーされます。)
Windows 2000/XP はブートドライブにある Documents and Settings フォルダ以下のユーザー名フォルダにユーザープロファイルを格納します。
プロファイルフォルダ名に日本語が含まれるため、アプリケーションや修正プログラムのインストールが正しく行えないなどの理由でフォルダ名を変更したい場合、次の手順に従うことをお勧めします。
- 変更したいユーザー名の新規ユーザー(A)を作成します。
- 新規ユーザーで一度ログオンしてログオフします。
- 「あるユーザーの環境を他のユーザーでも使いたいのですが」を参照して、元のユーザー(B)環境を新規ユーザー(A)にコピーします。
コピー作業はコピー先ユーザー(A) でもコピー元ユーザー(B) でもない、第三者の管理者ユーザー(C)でログオンして実行する必要があります。このとき管理者ユーザー(C) はコピー先ユーザー(A) のプロファイルフォルダに対する書き込み権限および、コピー元ユーザー(B) のプロファイルフォルダに対する読み取り権限を持っている必要があります。
Windows では管理者でもこれらの権利がない場合があるので注意してください。特に XP でフォルダをプライベート化している場合は解除する必要があります。
「ローカル ユーザーとグループ (lusrmgr.msc)」などで既存のユーザー名を変更することはできますが、プロファイルフォルダ名は変更されません。
Windows 2000/XP の Documents and Settings フォルダ以下には、ユーザー別設定を記録したフォルダ (プロファイルフォルダ) が作成されます。
All Users や Defsault User といった、存在しないユーザーのプロファイルフォルダもありますが、それぞれ以下の用途に使用されています。
フォルダ名 | 用途 |
All Users | そのコンピュータにログオンする全ユーザーに反映されるプロファイル。全ユーザーが使用するプログラムのショートカットなどは、All Users のデスクトップやスタートメニューに登録します。 |
Default User | 新規ユーザープロファイル作成時のテンプレート。新規ユーザーで初回ログオン時に、このフォルダの内容がコピーされます。 また、だれもログオンしていない場合の設定 (ログオン画面の壁紙など) としても使用されます。 |
Windows 2000/XP で、ユーザーの所属グループを Guest に変更してログオン/ログオフを行うと、デスクトップのファイルやユーザーが行った設定変更が失われてしまいます。
Guest 権限でログオンした場合、ユーザープロファイルは保存されないためなので、既存のユーザーを Guests グループに所属させる場合には必要なファイルがないか確認することをお勧めします。
各ユーザーのプロファイルフォルダ (Documents and Settings\<ユーザー名>) には、NTUSER.DAT という隠しファイルが存在します。
これは、ユーザー別のレジストリ設定を保管しているファイルなので、通常は削除してはいけません。ただし、何らかの理由でユーザー別レジストリが破損し、ログオン時に警告が表示される場合は、別の管理者ユーザーでログオンして、問題のユーザーの NTUSER.DAT を削除することで問題を回避できます。
現在ログオンしているユーザーの NTUSER.DAT の内容は、レジストリエディタを開いて HKEY_CURRENT_USER ハイブ以下で確認できます。
Windows 2000 や XP では適切な権限がないと実行できないプログラムがあります。
普段は Users グループなどでログオンし、ログオンし直さずに必要な場合だけ Administrator などの権限でプログラムを実行したい場合は、Runas コマンドを使用することができます。
Runas コマンドの使い方は、コマンドプロンプトを開いて Runas /? を実行すると表示されます。
スタートメニューやデスクトップのアイコンからプログラムを実行したい場合は、Shift キーを押しながらメニュー項目やアイコンを右クリックし、[別のユーザーとして実行] をクリックしてください。(管理ツールの多くは、Shift キーを押さなくても [別のユーザーとして実行] メニューが表示されます。)
ショートカットのプロパティの [ショートカット] タブで、「別のユーザーとして実行(U)」にチェックしておくと、常に実行したいユーザー名を指定するダイアログが表示されるようになります。
Runas はコマンドを実行するユーザー名とパスワードを入力する必要があります。
Administrator などのパスワードを一般ユーザーに開示したくない場合、タスクスケジューラであらかじめタスクを定義しておき、実行時間を変更するなどして、定義済みタスクを実行してください。
ドメインにログオンしている状態では、ドメインユーザーがローカルマシンに対する管理者権限を持たないので、自分の PC に対して様々な管理タスク (アプリケーションのインストールなど) が実行できません。
ドメインにログオンしている場合でも自分の PC を管理したい場合は、次の作業でドメインユーザーに対して管理権限を与えてください。
- ローカルマシンの管理者でローカルログオンします。
(ログオン先を自分の PC にします。)
- 「マイコンピュータ」を右クリックして [管理] をクリックします。
- [ローカルユーザーとグループ]\[グループ] を開きます。
- Administrators グループをダブルクリックし、「追加」ボタンをクリックします。
- 「場所(L)」でいつもログオンするドメインを選択し、名前から自分のドメインアカウントを選択して「追加」をクリックします。
- 「OK」「OK」をクリックします。
Windows NT/2000/XP は、過去にドメインログオンできた 10 回の資格情報をキャッシュしてあるため、ドメインコントローラにアクセスできない場合も、資格情報がキャッシュされているユーザーであればドメインにログオンすることが可能です。
この機能はセキュリティホールにもなり得るため、キャッシュの数を変更したり、キャッシュ自体を停止させる場合には次の手順を実行してください。([MSKB]キャッシュされたログオン情報)
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
- HKEY_LOCAL_MACHINE \Software \Microsoft \Windows NT \CurrentVersion \Winlogon を開きます。
- [編集]−[新規]−[文字列] をクリックし、CachedLogonsCount 値を作成します。
- CachedLogonsCount をダブルクリックし、キャッシュするログオン回数を設定します。0 に設定するとキャッシュがオフになります。
- レジストリエディタを終了し、Windows を再起動します。
Windows 2000/XP で作成したファイルを、デュアルブートの Windows9x などからアクセスすると、ファイルの大文字/小文字がおかしくなることがあります。
これは、Windows9x が、Windows9x 以外の OS で作成された 8.3 形式のファイル名を扱うときに、強制的にファイル名属性を変更してしまうために起きるので、Windows9x とはネットワーク経由でファイルを受け渡すか、8.3 形式に収まらない長いファイル名を使用するなどで回避してください。(たとえば html ファイルの拡張子は htm でなく html にしてください。)
PRN や CON、AUX、LPTx、COMx などのシステムで予約された名前のファイルが作成された場合、通常の手段 (DEL <ファイル名> やエクスプローラから) では削除することができません。
システム予約名と同名のファイルを削除する場合、次のように予約語チェックをバイパスしてください。(Q120716)
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から cmd を起動します。
- 次のコマンドを実行します。
C:\>DEL \\.\<ファイル名のフルパス>
例:DEL \\.\C:\TEMP\PRN
クラッシュダンプを採取するなどの目的で、Windows 2000/XP を意図的にクラッシュ (BSOD) させることができます。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
- HKEY_LOCAL_MACHINE \SYSTEM \CurrentControlSet \Services \i8042prt \Parameters を開きます。
- [編集]−[新規]−[DWORD 値] をクリックし、New Value #1 を CrashOnCtrlScroll に変更します。
- CrashOnCtrlScroll をダブルクリックし、値のデータに 1 を設定します。
- Windows 2000 を再起動します。
この設定を行うと、右 Ctrl キーを押しながら Scroll Lock キーを 2 回押すことで、Windows をクラッシュさせることができるようになります。
なお、NT4.0 で強制クラッシュダンプを採取するには、次の手順を実行します。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedt32 を起動します。
- HKEY_LOCAL_MACHINE \SYSTEM \CurrentControlSet \Services \i8042prt \CrashDump を開きます。
- [編集]−[値の追加] で REG_DWORD 型の Dump1Keys を作成し、データに 16 進で 2 を記入して「OK」します。
- さらに、[編集]−[値の追加] で REG_DWORD 型の Dump2Key を作成し、データに 16 進で 5a を記入して「OK」します。
- Windows NT を再起動します。
ダンプを採取するには、右 Ctrl キーを押しながら、Num Lock キーを 2 回押します。
Windows NT/2000/XP レジストリの HKEY_LOCAL_MACHINE \System 以下には、CurrentControlSet 以外に ControlSet001、002 などのコントロールセットが存在します。
CurrentControlSet は現在使用しているマシンレジストリ、ControlSet001 などはバックアップなどを保存しているレジストリになります。ここでControlSet001 や 002 が何かは、HKEY_LOCAL_MACHINE \System \Select キーに記録されています。
Select の見方は Windows 2000 Insider の「Windows 2000が起動不能になったときには」を参照するとわかりやすいでしょう。
手順書などを作成する場合に、ログオン画面や、セキュリティダイアログ (Ctrl+Alt+Del キーを押した画面) をキャプチャーしたい場合があります。
2 台の Windows があれば、次の手順で簡単に取りこむことができます。
Windows 2000 PC でリモートデスクトップ共有を有効にします。
- Windows 2000 にログオンします。
- 画面の色数を 256 色に設定します。(このほうがキレイにとれます)
- [スタート]−[プログラム]−[アクセサリ]−[通信] から NetMeeting を起動します。
- [ツール]−[リモートデスクトップ共有] をクリックします。
- ウィザードが起動するので、「次へ」「次へ」をクリックします。
- スクリーンセーバーパスワードは設定せず、「次へ」をクリックします。
- 「完了」をクリックします。
もう一台から接続して画面を取りこみます。
- もう一台の Windows にログオンします。
- NetMeerting を起動します。
- 通話ボタン (電話のアイコン) をクリックし、通話先に Windows 2000 PC の IP アドレスを記入し、「この通話をセキュリティで保護する」にチェックを入れて「通話」ボタンをクリックします。
- [制御]−[Ctrl+Alt+Del の送信] をクリックするとセキュリティダイアログが表示されます。ここで「ログオフ」すると、Windows 2000 のログオン画面が表示されます。NetMeeting で表示された画面は、Print Screen キーで取りこむことができます。
PC が 1 台しかない場合、VMware などの使用を検討するといいでしょう。
Windows 2000 にセキュリティパッチなどの修正を適用すると、必ず再起動を求められます。
複数の修正を適用しなければならない場合、再起動にかかる時間によって作業効率が著しく低下するため、複数の修正を適用しても再起動を 1 回で済ませるためのツール (QChain.exe) がマイクロソフトから提供されています。
QChain.exe の使用方法は、全ての修正を適用後、最後に実行するだけです。
ただし、多くの修正プログラムを実行すると自動再起動してしまうため、修正プログラムにオプションをつけて再起動を禁止する必要があります。再起動をさせないオプションは、HotFix によって異なるため、提供される hotfix について記述された Microsoft 技術情報を参照してください。
バッチファイルで実行する例
Qnnnnnnn_w2k_sp2_x86.exe -z -m
Qxxxxxxx_w2k_sp2_x86.exe -z -m
QChain
関連リンク
Windows 2000 SP2 以降には、Windows95/NT4.0 のアプリケーション互換モード機能が追加されています。
ただし、標準では互換モードは有効になっていないため、SP2 適用後に以下の手順を実行してください。(279792)
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] をクリックします。
- 名前に regsvr32 %systemroot%\apppatch\slayerui.dll を記入して「OK」をクリックします。
互換モードを利用するためには、次の手順を実行します。
- 管理者権限で Windows 2000 にログオンします。
- 互換モードで実行したいアプリケーションのショートカットを作成します。
- 作成したショートカットを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
- [Compatibility] タブをクリックし、「互換モードで実行する」にチェックしてドロップダウンリストから Windows95 もしくは Windows NT4 SP5 を選択して「OK」をクリックします。
Windows XP にも同様の機能があり、ショートカットのプロパティにある [互換性] タブから Windows95/98/NT4/2000 いずれかの互換モードを選択できます。
Windows 2000/XP のスタートメニューに DOS プロンプトは登録されていませんが、次の手順で DOS プロンプトを起動することができます。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から command.com を実行します。
頻繁に DOS プロンプトを使う場合は、Command.com へのショートカットを登録するといいでしょう。
Windows NT/2000/XP の「コマンドプロンプト(cmd.exe)」は Win32 コマンドコンソールであり、DOS プロンプトではありません。Windows 2000 や XP のコマンドは、コマンドプロンプトから実行し、DOS プロンプトからは実行しません。
コマンドプロンプトから DOS アプリケーションを起動すると、自動的に VDM (仮想 DOS マシン) が起動され、VDM 上でプログラムが実行されます。
FAQ やマイクロソフトの技術情報に良く出てくる %Systemroot% とは、Windows NT/2000/XP 導入フォルダのパスを示す環境変数を意味します。
通常 %Systemroot% は C:\WINNT (NT/2000) や C:\Windows (XP) になります。
お使いの PC の %Systemroot% は、次の手順で確認できます。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から cmd を起動します。
- 次のコマンドを実行します。
C:\>echo %systemroot%
特定のユーザーに、勝手に NTFS アクセス権を変更されたくない場合、次の手順で [セキュリティ] タブを表示させないことができます。
- セキュリティタブを表示させたくないユーザーでログオンします。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
- HKEY_CURRENT_USER \Software \Microsoft \Windows \CurrentVersion \Policies \Explorer を展開します。
- [編集]−[新規]−[DWORD 値] をクリックし、NoSecurityTab 値を作成します。
- NoSecurityTab をダブルクリックし、値に 1 を記入して「OK」します。
- Windows からログオフします。
ユーザーに配布した PC などで勝手にパスワードを変更されたくない場合、次の手順でパスワードの変更を禁止できます。
- 管理者権限で Windows にログオンします。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から gpedit.msc を起動します。
- [ユーザーの構成]\[管理用テンプレート]\[システム]\[ログオンログオフ] を展開します。
- 右側の「パスワードの変更を無効にする」をダブルクリックし、「有効」にチェックして「OK」をクリックします。
ドメインや OU で設定する場合は、「Active Directory ユーザーとコンピュータ」のドメインや OU のプロパティにある [グループポリシー] タブから設定してください。
Windows NT/2000 で Administrator のパスワードを忘れてしまった場合、別の Administrators グループユーザーでログオンできれば、Administrator ユーザーのプロパティからパスワードをリセットすることができます。(Q258289)
Administrator 以外にログオン可能な Administrators グループのメンバーがいない場合、Windows の再導入になりますが、どうしても既存の Windows インストールを使いたい場合は パスワードを忘れてしまった場合の対処法の手順を参考にパスワードリセットを検討してください。
Windows 2000 で関連付けを利用してアプリケーションを起動したり、すでに起動しているアプリケーションで更新などがあっても、タスクバー上で 3 回点滅するだけで、フォアグラウンドに来ないことがあります。
これは Windows 2000 の標準動作ですが、フォアグラウンドに持ってきたい場合は次の手順を行ってください。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
- HKEY_CURRENT_USER \Control Panel \Desktop を開きます。
- 右側の ForegroundLockTimeout をダブルクリックし、値のデータに 0 を記入して「OK」をクリックします。
- Windows 2000 からログオフしてログオンします。
Windows9x で Ramdrive を使っており、Windows 2000 でも引き続き RAM ディスクを使いたい場合は、Vector の「NT RAMディスク・キャッシュ」カテゴリーに登録されたソフトウェアや、マイクロソフト提供の Windows 2000 用サンプル Ramdisk.sys の使用をご検討ください。
関連リンク
Vector NT RAMディスク・キャッシュカテゴリ
Ramdisk.sys Sample Driver for Windows 2000
任意のフォルダで My Pictures のような表示形式を使いたい場合、次の作業を行なって下さい。
- My Puctures と同じ表示形式にしたいフォルダを開きます。
- [表示]−[フォルダのカスタマイズ] をクリックします。
- フォルダカスタマイズウィザードが起動するので、「次へ」をクリックします。
- 「○カスタマイズ(C)」および「□このフォルダの HTML テンプレートを選択または編集(H)」にチェックされていることを確認して「次へ」をクリックします。
- テンプレートから [イメージのプレビュー] を選択して「次へ」をクリックします。
- 「完了」をクリックします。
Windows 2000 の NTFS にはフォルダの圧縮機能がありますが、FAT システムでもお手軽に圧縮を使うために、Windows98 Plus! や Windows Me の圧縮フォルダをインストールすることができます。
- Windows Me もしくは Windows98 Plus! から ZIPFLDR.DLL、DZIP32.DLL、DUNZIP32.DLL を抜き出し、%Systemroot%\System32 にコピーします。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regsvr32 %Systemroot%\System32\Zipfldr.dll を実行します。
これで、エクスプローラの右クリックにある新規作成メニューに、「圧縮フォルダ」が登録されます。
Windows 2000/XP は多国語サポート機能を持っているため、英語版 Windows でも日本語版アプリケーションを問題なく使うことができます。
日本語を正しく扱うためには次の設定を確認してください。
Windows 2000 の場合
- Administrators グループのユーザーで Windows 2000 にログオンします。
- [Start]-[Settings]-[Control Panel] から「Regional Settings」を開きます。
- [General] タブの Your locale が Japanese になっていることを確認します。
- さらに下の Language settings for the system で Japanese にチェックが入っており、さらに Default に設定されていることを確認します。
Default になっていなければ、Japanese が選択された状態で「Set default」ボタンをクリックします。
Japanese を選択しようとして、操作を誤ってチェックを解除してしまうと、Your locale が English に自動変更されるので注意してください。
- [Input locales] タブをクリックし、Input language に Japanese Japanese Input System (IME2000) があることを確認します。
なければ、「Add」ボタンをクリックして Japanese を追加します。
([Input locales] タブの画面は、Control Panel の Keyboard からでもアクセスできます。)
- 設定を変更すると、Windows 2000 CD-ROM を要求されるので、指示に従って CD-ROM をセットし、その後の再起動などの指示に従ってください。
Windows XP の場合
- 管理者ユーザーで XP にログオンします。
- [Start]-[Control Panel] を開き、左上の Switch to Classic View をクリックします。
- Regional and Language ... を起動します。
- [Language] タブをクリックし、Install files for East Asian languages にチェックして「OK」ボタンを押します。
- 追加の空き容量が必要の注意に「OK」をクリックします。
- Windows XP CD-ROM を求められるので、CD をセットして「OK」をクリックします。
- コピー後、再起動を求められるので Windows XP を再起動します。
- [Start]-[Control Panel] から Regional and Language ... を起動します。
- [Advanced] タブをクリックし、Language for non-Unicode programs セクションで Japansese を選択します。
- 確認メッセージで「OK」をクリックし、要求通り Windows XP を再起動します。
Windows 2000 は、ISO9660 の規約に従い、CD-ROM に保管されたファイルのタイムスタンプを GMT (グリニッジ標準時) オフセットを使って表示するため、9 時間ずれて表示されます。(
242059)
参考:GMT と JST (日本標準時間) は 9 時間の時差があります。
Windows 2000/XP にはシステムファイル保護機能があり、システムファイルが書き換えられても自動修復されます。
セーフモードで起動することで、一時的にシステムファイル保護を無効化できますが、次の手順でレジストリを変更すると、ノーマルモードでもシステムファイル保護を無効化できます。(Collake Software/SetSFC document)
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
- HKEY_LOCAL_MACHINE \SOFTWARE \Microsoft \Windows NT \CurrentVersion \Winlogon を展開します。
- DWORD 値の SFCDisable を作成し、値のデータに 16 進数で 0ffffff9d を設定して「OK」をクリックします。
- Windows を再起動します。
Windows 2000 SP2 導入後、このレジストリが無効になった場合、次の手順で有効にすることができる場合があります。
- バイナリエディタで SFC.DLL を開きます。
- オフセット 6211h、6212h の 8B C6 を 90 90 に変更して保管します。
Windows XP では、次の手順で SFC_OS.DLL を変更しておく必要があります。
- バイナリエディタで SFC_OS.DLL を開きます。
- オフセット 0E2B8h、0E2B9h の 8B C6 を 90 90 に変更して保管します。
画面の解像度はユーザープロファイルでなく、システム設定値として記録されています。
このためユーザー別に解像度を設定することはできません。
ユーザー別に解像度を設定したい場合は、解像度変更ツールをユーザーのスタートアップに入れるなどの運用を検討してください。
ノート PC などに Windows 2000 を導入してドメイン環境で使用している場合、外出先などでもドメインアカウントでログオンしたいことがあります。
(ローカルアカウントでログオンすると、ドメインアカウントと異なるユーザープロファイルを使用するため、デスクトップやスタートメニュー、レジストリなどが異なってしまいます。)
Windows 2000 は、ドメインコントローラに接続できない場合でも、これまでのログオンしたことのある正しいドメインユーザー名とパスワードを入力すれば、ドメインアカウントでログオンすることが可能です。
NT4.0 や Windows9x では、レジストリの HKEY_CLASSES_ROOT の実体は HKEY_LOCAL_MACHINE \SOFTWARE \Classes でしたが、Windows 2000 ではこのキーに加えて、HLEY_CURRENT_USER \SOFTWARE \Classes キーを合成したものを、HKEY_CLASSES_ROOT として表示しています。
ターミナルサービスで利用するアプリケーションをインストールする場合、次の手順でアプリケーションのセットアップを開始する必要があります。
- [スタート]−[設定]−[コントロールパネル] から「アプリケーションの追加と削除」を起動します。
- [プログラムの追加] をクリックし、「CD またはフロッピー」ボタンをクリックします。
- ウィザードに従って、セットアッププログラムの場所などを指定してセットアップを完了します。
なお、直接アプリケーションのセットアッププログラムを起動する場合、事前に change user /install コマンドでインストールモードに変更し、セットアップ完了後に change user /execute コマンドで実行モードに変更する必要があります。
Hfnetchk を使うと、すでに公開されている修正情報と現在のシステムに適用されている修正を比較して、どのセキュリティ FIX を適用すればよいか判断できます。しかし、Hfnetchk 実行時に最新の情報を記録した xml データベースをダウンロード/解凍する必要があります。
次の手順で Hfnetchk を実行すると、いちいち xml データベースを手動で更新せずにチェックを行うことができます。
- 管理者権限でログオンし、[スタート]−[ファイル名を指定して実行] から cmd を起動します。
- 次のコマンドを実行します。
hfnetchk -x http://download.microsoft.com/download/xml/security/1.0/NT5/JA/mssecure.cab
Windows XP Professional をワークグループで使用する場合と、ドメインに参加させて使う場合、以下のような相違点があります。
FAQ を参照する際や、アプリケーションの説明書を読む際に、前提の状態が異なる場合があるので注意が必要です。
| ワークグループ | ドメイン |
ログオン画面 | 「ようこそ」画面 | Ctrl+Alt+Del を押してログオン |
セキュリティ | 簡易ファイル共有(ForceGuestオン) | ACL エディタあり(ForceGuestオフ) |
共有ドキュメント | 全ユーザー分を表示 | 表示されない |
ユーザーの管理 | Web ベースの「ユーザーアカウント」 | Windows 2000 と同じ |
簡易ユーザー切り替え | 有効 | 不可 |
ネットワークプレースの追加 | ネットワークの全共有をネットクロール | アクセスした共有だけ自動登録 |
時刻同期 | SNTP サーバーと同期 | ドメインコントローラと同期 |
Windows XP の「ユーザーアカウント」は、意図的に一部のユーザーが非表示に設定されています。
すべてのユーザーの一覧が必要な場合、次の手順を実行してください。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から cmd を起動します。
- 次のコマンドを実行します。
net user
さらに各ユーザーの詳細なプロパティを知りたい場合は net user <ユーザー名> コマンドを実行します。
Windows.FAQ > Windows2000.FAQ
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