(cache) NASA、土星に巨大な輪を発見 赤外線宇宙望遠鏡で - 47NEWS(よんななニュース)
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  •  新たに見つかった土星の輪のイメージ図。中心が土星と他の輪(NASA提供・共同)

    NASA、土星に巨大な輪を発見 赤外線宇宙望遠鏡で

     【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)は7日、土星を囲む巨大な輪を赤外線宇宙望遠鏡「スピッツァー」で発見したと発表した。輪の半径は土星の半径の128~207倍で、これまで最も大きかった土星のEリング(3~8倍)に比べてはるかに大きい。

     輪は、土星から600万~1200万キロの先に、ほかの輪に比べて27度傾いて広がっており、厚さは土星の直径の20倍もある。氷やちりでできており、輪に沿って土星を回る衛星「フェーベ」から供給されたとみられる。

     氷やちりの粒子は拡散している上に、太陽から遠いため、可視光望遠鏡で見るのは難しい。NASAの研究チームは「こんな輪が見つかるとは驚きだ。(肉眼で見ることができたら)幅は満月の二つ分になるだろう」とコメントした。

      【共同通信】