2016年の五輪開催地決定まであと50日となり、東京への招致を願う巨大フラッグの前で気勢を上げる潮田玲子さん(奥右)と宮下純一さん(同左)ら=13日午後、東京・丸の内の東京国際フォーラム 五輪招致PRでベルリンへ 石原都知事「ロビー活動が大事」2016年夏季五輪の開催都市決定まであと50日となった13日、東京都の石原慎太郎知事が世界陸上選手権が行われるベルリンで招致活動を展開するために成田空港から出発した。招致委員会は東京国際フォーラムでカウントダウンのイベントを開き、機運の盛り上げを図った。 石原知事は国際オリンピック委員会(IOC)の委員と面談して東京を自らPRし、開催計画などを紹介するブースも開く。石原知事は「(IOC委員に訴える)チャンスが多いから、ぜひということで行く。ロビー活動が大事」と意欲を見せた。 カウントダウンのイベントに出席した北京五輪バドミントン代表の潮田玲子(三洋電機)は「五輪が来たら選手としてはモチベーションが上がる。みんなの力で実現させよう」と集まった人たちに呼び掛けた。 競泳で北京五輪に出場した宮下純一さんは、五輪招致を願う巨大フラッグに「子供達に志を!」と記して「子供たちが16年五輪を見ることで選手になりたいと思ってくれれば」と話した。一般来場者もメッセージを書いたフラッグは、10月2日に開催都市を決めるIOC総会が開かれるコペンハーゲンに持ち込まれる。 【共同通信】
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