荻野目洋子 懐かし男性ボーカル曲カバーで復帰
歌手の荻野目洋子(40)が男性アーティストのカバーに初挑戦した。井上陽水(61)やTULIPらの70年代作品を中心に選曲したアルバム「Songs&Voice」を25日に発売する。15歳でデビューして25周年。3児の母となったが、新作をきっかけにマイペースで歌手活動を再開させる。
カバーアルバムに挑む歌手は多いが、荻野目は「同じことをやっても面白くないと思って男性アーティストに絞った。私自身の声で男性ボーカルを歌うことで意外性も見つかると思った」と話している。
72年から81年までの15曲を選んだ。多くは68年生まれの荻野目にとって物心がつく前のナンバー。コンサートはもちろん、カラオケでも歌ったことがない。いずれも「かろうじて子供の頃に耳にしたことがあるけど、あらためて聴いてみるともの凄く歌詞のパワーが強い。短い言葉の中に強い思いがたくさんこもっている」と感じたという。
男性の作品をカバーしたのは初めて。CDリリースは06年2月、洋楽ヒット曲をカバーしたアルバム「VOICE NOVA」以来。その後すぐに第3子を妊娠して活動を休止しており、約4年ぶりの復帰作となる。
01年にプロテニス選手の辻野隆三(40)と結婚。長女(7)、次女(5)、三女(3)の育児はまだ落ち着かない様子だが、子供たちは荻野目の仕事を理解し始めてきたといい、「先日も家で練習していたら一緒に歌ってくれた。小さい頃は歌の練習をしていると“歌わないで”“自分を向いていて”って嫌がっていたけど、今は興味を持ってくれる」。愛娘たちのお気に入りの曲はTULIPの「青春の影」。
来月23日には全41作のシングルA、B曲を収録したデビュー25周年記念ボックス「SUPER GROOVER The BOX」を発売。来年にはライブ活動を再開させる見込みで「家庭を守りつつ自分のペースで長く歌っていきたい」とメモリアルイヤーを迎え、決意を新たにしている。
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