鳩山一座の猿芝居に座布団を投げよう
無駄を省くための事業仕分けなどと国民をたぶらかす猿芝居を演じた鳩山一座は、もう来年はこの猿芝居をやらないと鳩山座長が言い出した。
冷静な人なら、3000もの事業のうち財務省主導で455の削減しやすい案件だけ取り上げたことに疑問を持つだろう。しかも1案件時間で公開処刑よろしく仕分け人が死刑を宣告する。
マスメディアは一般公開で国民が予算作成に関与できるとベタ褒めだが、嘘である。
こんな下手な猿芝居、自民党が作った予算には無駄が多いと宣伝するためのものであると思っていたら、案の定、新政権の予算づくりには事業仕分けはやらないそうだ。
民主党の事業仕分けを絶賛していたマスメディアは民主党を総攻撃すべきだ。公開処刑を来年も見たいと。
そもそもこの事業仕分け、民間シンクタンクの「構想日本」が地方自治で成功した手法だと喧伝している。
それで思い出した。
麻生・鳩山党首討論の評価で鳩山代表に異常に高いポイントを与えた団体である。
その偏差値のために算術平均されたポイントが麻生首相に不利になった。
鳩山一座の猿芝居にはつくづく嫌気が差した。一刻も早く政権交代してもらおう。
東京新聞(2009/11/13 朝刊)
仕分け今回限り 首相、過渡的措置と説明
鳩山由紀夫首相は12日、2010年度予算概算要求の無駄洗い出しのために民間有識者らの協力を得て実施している行政刷新会議の「事業仕分け」に関して、今回限りの過渡的な措置との認識を示した。「来年はわれわれがすべての責任を持ってやらなければならない。来年も事業仕分けというのはおかしな話で、最初から仕分けられてスリムになっていなければならない」と述べた。
事業仕分けで、概算要求の説明を閣僚ら政務三役ではなく官僚がしていることについては「概算要求は最初の段階で旧政権で温められた事業が大半。その説明は官僚の方が適切ではないか」と指摘した。官邸で記者団の質問に答えた。
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by nakatomino
事業仕分けの猿芝居は今回だけ…