最近のテレビの偏向振りをご紹介する。
テレ朝「スパモニ」(2009/11/09)
基地"迷走" 沖縄の怒り 先送りで混乱拡大
どうする?鳩山内閣
鳥越俊太郎
「アメリカではアフガンのベトナム化が危惧されている。日米合意はブッシュ政権と橋本政権の間で行われた。その後、日米共に民主党政権になった。だからゼロベースで沖縄基地の問題を話し合い、日本は民主党のマニフェストで言っていたような「緊密で対等な日米関係」を実現させるために、鳩山首相は県民や国民の声を背中に、普天間は返してくださいと毅然として要求を突きつけて行くべきだ」
鳥越氏は熱弁を振るっていたが普天間を返せという「県民の声や国民の声」はほんとうにそうなのか。
数日前の産経新聞一面の現地取材では、沖縄基地の住民の大部分が受け入れを歓迎しており、抗議集会に出ている沖縄県民は少ない(沖縄県外から来ている)とのことであった。
テレ朝「ワイド!スクランブル」(同上)
筑紫哲也の一周忌
なかにし礼
「我々はオピニオンリーダーを失って、ほんとうに日本人はさまよえる状態にあることを筑紫さんが亡くなってつくづく思いますね」
反日サヨクのオピニオンリーダーが居なくなって少しは日本も住みやすくなったというのが実感である。
もっとも晩年は耄碌してしまってオピニオンリーダーとはお世辞にも言えなかったが。
川村晃司
「黒人大統領が誕生してオバマさんが日本にやって来る。日本も政権交代して筑紫さんを慕っていた人や筑紫哲也学校で学んだ人たちが政権に入っている。(筑紫さんが生きていればと)」
だから日本は危ういのだ。一国平和主義者、親中反米のリベラリスト、日本の自主独立を唱えながら憲法9条を死守するという自己矛盾に気付かないサヨクたちに日本は任せられない。
ビートたけしのTVタックル(2009/11/9)
アメリカの日本への不信感
普天間基地移設をめぐる閣内不一致に・・
手嶋龍一(外交ジャーナリスト)
「そのところを総理は物凄くよく知ってるから、総理はそこの所を読み抜いて誰にはどうという風に振付けながら最後の落とし所を探っていこうと・・・」
三宅久之
「そんな器用な事が出来ますか鳩山さんに」
山際澄夫(ジャーナリスト)
「そんな事をいってる場合ではない。今アメリカの日本に対する不信感は大変なもので、ワシントンポストなんか今問題なのは中国ではなくて日本だと」
手嶋や村田晃嗣(同志社大学教授)のアメリカに対する楽観論は疑問である。
手嶋はNHKのワシントン特派員時代から、現地レポートを見ていて好きではなかった。
村田は反保守でいけ好かないディレッタントに過ぎない。
白真勲も「村田さんは民主党のファンクラブだ」と軽口を叩いていた。
一方、熱血漢の山際記者の意見には同感するところが多い。
手嶋は在日米軍の「瓶の蓋」理論を展開しアメリカは日本にイラついていないという。
村田晃嗣
「アメリカは結構イラついていると思うが、308議席持っている民主党がとにかく4年間続く。末期の麻生政権とはワケが違う。アメリカもこれをひっくり返せない」
山際
「それはムチャクチャだ。だってポリシーがあればいいが、外交政策は無きに等しいじゃないですか」
村田
「何がムチャクチャなんですか」
山際
「普天間ひとつを取っても、これだけクルクル変るんだから」
最後まで村田VS山際は険悪な状態だった。
東アジア共同体に関しても議論百出したが、反対する山際記者が正しい。
山際記者が北朝鮮や中国の脅威を口にすると大竹まことが軽蔑したようにニヤニヤ笑っている。
大竹まこと
「フランスとドイツのような大国が一緒にならなければならないほど世界は逼迫している。アジアの国を何とかしなければ共倒れになってしまう」
物知り顔に物申すが芸人がテレビで政治を語るならもう少し勉強しろと言いたい。
山際
「中国は民主主義国家ではない。それを言いたい。核兵器を持った軍事大国だ」
大竹
「山際さんが居てくれるから嬉しいんだけど、居なかったらどんだけ議論がスムーズに行くかね」
一同大爆笑してコマーシャルへ。
山際氏が如何に正論であり、回りが如何に非現実的な反米媚中派であるかを示していた。
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by nakatomino
事業仕分けの猿芝居は今回だけ…