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『SRC』のテレビ中継はまだ決まらず。國保取締役の大会総括!

11月7日(土)、都内・両国国技館で開催された『戦極〜第十一陣〜』。大会後に『戦極』を主催するワールドビクトリー取締役の國保尊弘氏が恒例の大会総括を行なった。
11月7日(土)
都内・両国国技館
『戦極〜第十一陣〜』大会総括

「本日は本戦全9試合、一つに“魂”というものをテーマに掲げておりましたが、各々、魂のこもった素晴らしい試合をしていただけたかなと思ってます。

第1試合の大澤茂樹選手vsロニー・牛若選手。ロニー選手はここで一つ勝つことができてホッとしているのかなと思います。本戦初出場の大澤選手はもう少し前に出る姿勢があれば試合展開も変わったのではないかと思います。また経験を積んでこの舞台に戻って来てもらいたいと思います。

第2試合、BIG・ジム・ヨーク選手vsデイブ・ハーマン選手。ハーマン選手の強さがどこまでなのか、『戦極』で強さをアピールしてほしかったのですが、勝ち方が勝ち方だっただけに、いま一つ強さというものが出ていなかったのかなと思います。ヘビー級らしいもう少し激しい闘いがあればもう少しおもしろかったのではないかと思います。

第3試合、星野勇二選手vsマルロン・サンドロ選手。
サンドロ選手に関しましては、皆さん知ってのとおり非常に強い選手です。ケージフォースのチャンピオンでもある星野選手をKOで下した、と。さらに磨きを掛けた強さを実証できたと思います。負けた星野選手も前半随所に強さを見せ、まだまだこれからというところでの一撃での負けなのかな、と。まだまだ自分のよさを出せる選手だなと可能性を感じています。

第4試合、郷野聡寛選手vs辛拉麺選手。やっと、郷野らしさが戻ってきたという試合ではないかと思います。1Rから3Rまで、随所に郷野らしさを見せ、あわやKOというところを見せた郷野選手。完全復活といっていいのではないでしょうか。今後、ニューイヤーも含め、いつの日か、ダン・ホーンバックル選手、近くなるか遅くなるかわかりませんけども、必ずやいま一度再戦のチャンスが訪れると思っています。

第5試合、ケビン・ランデルマン選手vsスタニスラブ・ネドコフ選手。レスリング出身同士の闘いということで、もしかしたら膠着するかなと予想はしておりましたが、少し膠着が多く、お互いのよさが出し切れなかったと思います。ただランデルマン選手もネドコフ選手、ともに常人ではないようなパワー、バネ、随所にプロらしさの魂を見せてくれたと思います。

第6試合、横田一則選手vs光岡映二選手。ホントにこれがチャンピオンシップでもおかしくなかったのではないかというぐらいの好試合。これが判定ではなくどちらかが一本、KOで勝っていれば間違いなくベストバウト賞を取ったのではないかという試合でした。試合が始まる前からホントにどちらが勝つのかわからない。打撃でKOするなら横田選手、グラウンドでパワーを見せつけるなら光岡選手。ホントにどうなるのかなと楽しみに見ていましたが、横田選手のパンチ、スピードが一枚上回ったのかな、と。ですが、お互いに魂のこもった闘いをすると言っていましたが、どちらも勝ちにしてあげたいという試合内容だったと思います。勝った横田選手、チャンピオンシップに確実に近づいていると思います。

第7試合、北岡悟選手vsホルヘ・マスヴィダル選手。勝ったマスヴィダル選手は、やっぱり強いなという感想です。あとはタイミングとチャンスさえあれば必ずや『戦極』のチャンピオンになれる逸材だと思います。今後の出場、参戦、試合が非常に楽しみな選手です。北岡選手ですが、前回はあのスタイルをして廣田選手に負け、今回はああいった試合内容ができないのではないんじゃないかなと個人的には思っていました。ですが変わらず足にこだわり、一本にこだわった。やはり王座を獲った者の貫禄勝ちをしたかったのかな、と。風格ができ、負けはしたもののファンに喜ばれる選手に育ってきたと思います。復活は遂げられませんでしたが、近いうちに必ずやもう一度、『戦極』のリングに帰ってくると思います。

第8試合、ジョルジ・サンチアゴ選手vsマメッド・ハリドヴ選手。『戦極』にまた未知の強豪が現われたという感想でしょうか。ハリドヴ選手は下からの鉄槌で相手をぐらつかせたと。この東欧人独特というか、五味選手もゴリアエフ選手に負けたときに、 「こんなに強いパンチをもらったのは初めてだ」と言っていました。おそらくサンチアゴ選手も、いまそれを感じているのではないでしょうか。下からの鉄槌であそこまでぐらつかせる選手がそうそういるでしょうか?『戦極』に本物が現われたと。今回チャンピオンシップではなかったですが、近いうちに必ずやチャンピオンシップにのし上がってくる選手の一人ではないかと思います。サンチアゴ選手は今日は残念ながらよさを見せられなかったのかな、と。1月4日の『戦極の乱』以来の闘いということで、少し試合の間隔があいたのも影響したなかなと思います。ですが、チャンピオンに恥じない試合を今後も続け、ベルトの防衛を続けて日々精進してもらいたいと思います。ハリドヴ選手ともいずれはベルトを賭けて闘う日が来ると思います。

第9試合、小見川道大選手vs日沖発選手。試合が始まる前から日沖選手が少し元気がないのかな、と。雑誌のインタビュー、取材、関係者のコメントを聞いて心配していましたが、試合前に「大丈夫です。元気です。問題ありません」というコメントを見て安心していたんですが、今日の試合を見る限りでは、元気が感じられなかったのかな、と。日沖発らしさが今日は出せなかったのかな、と。もしかしたら小見川選手が日沖らしさというのを全部消す試合をしたのかな、と。小見川選手の試合内容を見てなかなか自分から手が出せなかったのか、それはわかりませんが、小見川選手が非常に頑張ったと思います。試合前に相手に対してあれだけのコメントを言うのは負けたときのリスクが非常にあるものです。それを顧みず、絶対勝つんだという魂、決意の魂がこの勝利を呼んだのだと思います。大晦日、金原(正徳)選手とのチャンピオンシップ、どちらが勝つかはわかりません。先日は1日2試合というお互いリスク、ケガという状況での闘いでした。今回はワンマッチでのチャンピオンシップになると思います。どちらが勝ってもまだまだフェザー級を引っ張っていく2人だと思っています。ゼヒこちらも楽しみにしていただきたいと思います。

今日の『十一陣』、本戦9試合、「FIGHT OF THE SOUL」、オープニングマッチと行ないましたが、中でも初めての試みとして行いました「FIGHT OF THE SOUL」。わりと盛り上がり、趣旨をわかった選手たちの試合内容、魂というものを見せてもらえたと思います。今後もファンの反響を聞きつつ、継続していければと思います。

また皆さまが一番聞きたいであろう大晦日の地上派放送ですが、現在までにまだ発表できる段階には至っておりません。日々混沌とする格闘技界、今後どうなっていくのか私自身わからないところがありますが、今後も『戦極』は『SENGOKU RAIDEN CHAMPIONSHIP』として継続していくと思います。『戦極』、そして『戦極の乱』として開催しました全12大会を締める大会としては非常にいい試合の連続、非常にいい大会、『戦極』という名を総合格闘技界の歴史に刻めたのではないかと思っています。これも皆様のご協力のおかげだとお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

【質疑応答】
國保取締役「(大晦日のマッチメークを考えながらの大会だったと思うが、出したい選手は固まってきましたか?)ほぼ気持ちの中では固まっています。あとはケガの状況等を聞き、相談して最終決定を早々に出したいと思います。

(郷野選手のコメントで、大晦日にホーンバックル選手と瀧本誠選手の(ウェルター級)タイトルマッチが行なわれるという話があったが決定しているのか?)まだ決定事項にはなっておりません。大晦日の大会につきましては、ある程度まとめて発表できる段階になってから記者会見を行ないたいと思います。当初の予定どおり3つぐらいのチャンピオンシップを組めればなと思っています。

(ライト級の挑戦者は横田選手で決定か? それともマズヴィダル選手の可能性もある?)横田選手だと思います。

(初めての使用した国技館の印象は?)相撲というと、中央でいろんな角度から見せる競技のために作らせた会場ですから、どこからでも中心部が見やすく、非常にいい会場だな、と。格闘技としては最適な会場なのかなと思いました。日程次第ですけど今後も使わせていただきたいと思います。

(休憩明けに中国のレスリングの選手が出場をアピールしていたが大晦日に参戦するのですか?)10月の20日前後で、中国で4年に1度のオリンピック規模の大きな大会がありまして、その大会のために練習をしてきたと。現在は総合格闘技としての練習はまだこれからになると思います。なので、大晦日は間に合わないのかな、と。本人は(MMAに)非常に興味を持っていて、「誰とでもやりたい」と。「ただ、ちょっとだけ練習をさせてくれ」と言っていますから、近い将来必ずや、このリングに上がってくると思います。名前は劉徳利(りゅう・とくり)といって、身長は208センチ、体重は125キロで29歳と聞いております。当初、今大会で劉選手を皆さんにお披露目することは考えていませんでした。急遽、昨日になって来日することが決まったものですから(苦笑)」