全国のニュース 今国会の党首討論見送りも 民主、国会日程協議決裂で (11月13日午後8時25分)鳩山由紀夫首相と自民党の谷垣禎一総裁による初の党首討論が30日までの今国会中に一度も開かれない可能性が出てきた。政府提出法案の審議日程に関する与野党協議が13日決裂し、民主党が態度を硬化、党首討論開催に難色を示したためだ。 野党側は、民主党が消極姿勢に転じたことに絡んで、首相が政治資金問題の追及から「逃げている」(自民党幹部)と批判。今後も党首討論開催を求める構えだ。 平野博文官房長官は13日夕の記者会見で「やるかやらないかは官邸の問題ではない。国会が決めたら、日程さえ合えば首相は出席する」と強調、首相自身が消極的との見方を否定した。 当初、民主党は小幅の会期延長を視野に入れていたが、12日の与党国対委員長会談を経て、会期内に法案処理する方針に変更。党首討論に応じる代わりに、審議日程で野党の譲歩を引き出すことを模索していた。 だが13日の衆院議院運営委員会で与野党の協議が決裂。民主党幹部は「来週から野党の反対を押し切って審議せざるを得ない可能性が高い。党首討論の開催を合意できる状況でない」と述べた。 政治
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