2009年11月13日 11時54分更新
秋の全国火災予防運動にあわせて備前市では企業の従業員を対象にした消火訓練が行われました。
訓練は、東備消防組合消防本部が地元の企業と協力して開きました。
参加したのは、18の企業の従業員、あわせておよそ80人で、はじめに松本武彦消防長が「これからの季節は空気が乾燥し火災への注意が必要です。万が一に備え、しっかりと訓練をして下さい」とあいさつしました。
参加者たちはこのあと2つの班に分かれて訓練を行い、煙が充満した建物からの避難訓練では、ハンカチや手で口を覆いながらできるだけ体を低くして落ち着いて行動することの大切さが指摘されていました。
また屋内での火災を想定した訓練では実際に消火栓からホースを伸ばして放水を行いました。
参加した1人は
「実際に火災が起こったとき、いかに落ち着いて行動できるかが大切だと分かりました。火の扱いには充分、注意したいです」と話していました。