2009年11月13日 11時54分更新
来年春に卒業する予定の県内の高校生の就職内定率は、9月末の時点で去年の同じ時期を大幅に下回っていることがわかりました。
岡山労働局によりますと、来年春に就職を希望している県内の高校生は3624人で、このうち内定を受けた生徒はことし9月末の時点で1547人と、内定率は42.7%となっています。
これは去年の同じ時期を19.2ポイント下回っています。
内定率が低い原因として岡山労働局では厳しい経済状況で、求人数自体が去年の同じ時期より43点6%減り、特に高校生の主な就職先である「製造業」の求人が去年の半分以下となっていることをあげています。
岡山労働局では「求人枠の拡大を企業にお願いするとともに、去年より早くハローワークなどで個別の相談を受け付ける体制を取っていきたい」と話しています。