2009年11月13日 11時54分更新
玉野市は、瀬戸大橋の料金値下げに伴い利用の低迷が続く高松とを結ぶフェリーの運航を支援するため、フェリーの利用者に商品券を配布してきましたが、発行金額が予算額に達したことから、11月末で配布を終了することにしました。
玉野市では、瀬戸大橋の料金の引き下げにともなって利用の低迷が続く、宇野港と高松港とを結ぶフェリーの運航を支援しようと、9月からフェリーの利用者に市が発行する地域商品券を配布しています。
これによって、フェリー会社の運賃割り引きとあわせると、実質的な利用料金は普通車、軽自動車ともに980円となっています。
これについて玉野市は、商品券の発行金額が予算額の3250万円に達したことから、11月末で商品券の配布を終了することにしました。
これについてフェリー各社では、「引き続き支援してもらえるよう要請は続けたい」と話しています。
一方、玉野市商工観光課は「国の緊急経済対策で実施してきた取り組みなので、限られた市の財源では支援の継続は難しい」と話しています。