年末の風物詩となった漫才No.1決定戦「M-1グランプリ」決勝戦(テレビ朝日、ABC系)が、今年は放送枠が拡大され、敗者復活戦も地上波で生放送されることが12日、わかった。
昨年の平均視聴率は、関東で23・7%、関西で35・0%という人気番組となった「M-1」決勝戦。その最終進出者を決める敗者復活戦は、04年からCSのみで放送されてきた。だがファンの間では、本戦に劣らないほどの人気があり、昨年は、開催地の大井競馬場に5000人を超える観衆が集結した。
しかも近年は、07年に「サンドウィッチマン」が優勝、昨年は「オードリー」が2位と、敗者復活組が本戦で躍進する機会が多く、注目度も急上昇。「地上波でも放送してほしい」という声が多く寄せられていた。
決勝戦の日程は12月20日に決定。午後4時から敗者復活戦を、午後6時30分から決勝戦を生中継する予定となっている。