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 更新時間: 2009年11月13日09:30:08

三重・尾鷲沖でフェリー傾く 乗客ら14人を救助

13日朝、三重県尾鷲市の沖を航行中のフェリーから、「船体が傾いて救助してほしい」との通報があり、海上保安部ではヘリで乗客7人全員を救助し、今後乗員21人の救助にあたることにしています。

尾鷲海上保安部などによりますと、午前5時20分頃、三重県尾鷲市の三木埼灯台の南約40kmの海上を航行中のフェリー「有明」から、「船体が急激に傾き、救助してほしい」との通報がありました。「有明」は鹿児島県のマルエーフェリーが所有する7900tのフェリーで、乗客7人と乗員21人を乗せ、12日午後5時に東京を出発し、鹿児島の志布志に向かう途中でした。船体は右に約35度傾き、沈没の恐れがあるということです。海上保安部では巡視船6隻とヘリ2機を出して救助にあたり、午前8時前、乗客7人をヘリで無事救助し、午後8時半ごろ乗員7人を救助したということです。

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