トップ |佐賀県内ニュース | |||
後部座席もシートベルト タクシー対応苦慮 | |||
6月1日の道交法改正で、タクシーやバス業界が苦慮している。車の後部座席のシートベルト着用義務化で、タクシー乗客もベルトを締める必要があり、バスガイドも走行中の対面案内ができなくなる。「どこまでお客さんに理解してもらえるか…」。対応策を思案している。 「座り心地は悪くなるけどしょうがない」。あるタクシー会社は、後部座席のすき間にしまい込んでいたシートベルトを6月からは表に出す。乗客には運転手が着用を呼びかけるが、「お客がつけないからといって強要はできない」と悩む。 後部座席のシートベルト着用は、一般道では違反に処分はないが、高速道で違反すると運転手に行政処分1点が科される。 別のタクシー会社は高速道を走る際は「『着用しないと走行できません』と言うことになるだろう」としつつも、「酔った客など、トラブルにならないか心配」と不安げだ。 バスも同様で、乗客とともにバスガイドもシートベルト着用が必要になる。あるバス会社は、ガイドも座ってシートベルトを締めて案内する方針。乗客と同じ向きで着席するため、対面せずにガイドすることになるが「乗客の顔を見ずにガイドするのは経験がない」と戸惑う。別のバス会社も「出発時と高速道路侵入時に乗務員が着用を呼びかけるが、一人一人をチェックすることはできない」と悩む。 県バス・タクシー協会はこれまでに着用を促す車内用ステッカーを会員約80社に合わせて約1300枚を配布しているが、6月を前に再び1300枚を配った。 乗務員の負担が少なくなるよう、音声で自動的に着用を呼び掛ける再生機の導入を検討している会社もある。
|
|||
2008年05月30日更新 | |||
その他の県内ニュース 【佐賀県内ニュース】 | |||
|
11月12日更新 | ||
|
11月12日更新 | ||
|
11月12日更新 | ||
|
11月12日更新 | ||
|
11月12日更新 | ||
|
11月12日更新 | ||
|
11月12日更新 | ||
|
11月12日更新 | ||
|
11月12日更新 | ||
|
11月12日更新 |