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平成19年6月20日に公布された道路交通法の一部改正で、後部座席のシートベルト着用が義務化され、平成20年6月1日から施行されました。
全日本交通安全協会では、後部座席シートベルトの着用を推進するため、DVD「時速100kmの衝撃〜後部座席シートベルト非着用の危険〜」を警察庁の監修を得て制作しました。上映時間は13分間です。
このDVDは、高速道路での衝突事故の際、乗員がどのくらい衝撃を受け、どのようなことが起こるかダミー人形を使って実験を行い、その模様を納めたものです。
実験速度は、時速100km。乗用車の2列目にシートベルトを非着用のダミー人形、3列目にシートベルト着用のダミー人形を配置し、渋滞で停車している乗用車に衝突させました。
衝突後の車内の様子を超スローモーションの映像で確認してみましょう。
(クリックするとビデオを再生します。)
ダミー人形は、衝突の勢いで運転席のシートにぶつかり、天井などに叩き付けられながら座席から投げ出され、そのまま、ものすごい勢いでフロントガラスに激突しました。
子どものダミー人形は、後部座席中央に座っていたため、そのままストレートにフロントガラスに叩き付けられました。
後部座席3列目のシートベルトを着用したダミー人形は、シートベルトが体を保持し、被害を最小限に食い止めていることが分かります。
この実験結果が示すように、後部座席のシートベルト非着用は、自らが凶器となる可能性があります。車に乗るときは、後部座席を含めた全ての座席で、必ずシートベルトを着用しましょう。
全日本交通安全協会では、このDVDを全国の交通安全協会に配分しております。視聴希望の方は、最寄りの交通安全協会にお問い合わせ下さい。
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