覚せい剤取締法違反の罪で懲役1年6月、執行猶予3年の判決を受けた元女優、酒井法子(38)が新しいパソコンを購入し、来週月曜日の16日から授業を受けることが12日、分かった。
酒井は介護など福祉全般を学ぶため、創造学園大学(群馬・高崎市)の一般人入試(小論文、面接)を受け、ソーシャルワーク学部に合格、9日の判決公判前に入学手続きを済ませており、勉強の環境が整い次第、随時授業をスタートさせることができる。
高崎市の本部キャンパスには通わず、パソコンや携帯を使った遠隔地教育システム「E−LEARNING」で学び、単位取得を目指す酒井にとって、パソコンは“ノートや鉛筆”と同じ。
酒井と親しい関係者はこの日サンケイスポーツの取材に「今日の午後、電話で話しました。『昨日(11日)新しいパソコンが届いて、一生懸命使い方に慣れているところです』と言っていました」と明かした。
もともとパソコンは持っていたが、通信システムを円滑にすることと、“新入生”となり心機一転の気持ちから、新機種を購入したようだ。日曜日まで機械になれ、16日から本格的に授業を始めるという。
この関係者は「落ち着いているし、前向きに頑張っているようだから、安心しました」とも語り、酒井の門出を祈っていた。