笑顔で握手を交わした藤波辰爾(右)と長州力=東京・赤坂のスカパー本社
1980年代に名勝負数え歌を演じた藤波辰爾(55)と長州力(57)による3年11カ月ぶりの激突が10日、都内で発表された。ドラディション12・15新宿大会での藤波&ヒロ斉藤組-長州&初代タイガーマスク組で、2対2のタッグ戦は新日本の05年10・8東京ドーム大会での藤波&西村組-長州&石井組以来。最後に藤波と長州が交わった試合は06年1・4東京ドーム大会での12人タッグ以来となる。
今年はタッグを結成した両雄だが、長州がドラディションの10・1新宿大会で対戦要求していた。藤波は「この流れから行くとそう(一騎打ちに)なる」とし、長州は「自己満足したいんですよ。その自己満足をファンに少しでも感じていただければ、次のステップ(一騎打ち)にいける」と明言。新日本の97年8・10ナゴヤドーム大会以来となる一騎打ちは早ければ来春にも実現しそうだ。
(2009年11月10日)