亀田大毅とデンカオセーンの再戦を求めてWBA総会に乗り込む亀田史郎氏
ボクシングの亀田ジムの五十嵐紀行会長(35)と亀田史郎氏(44)が、17日にコロンビアで開かれるWBA総会に出席することが11日、分かった。亀田大毅(亀田)とWBA世界フライ級王者デンカオセーン(タイ)との再戦をWBAのメンドサ会長に直訴する意向で、15日に日本をたつ。
大毅は10月6日にデンカオセーンに挑戦し、0-2のきん差判定で敗れた。試合翌日の7日にWBAに試合のビデオと再戦を要請する書類を提出。現在、WBAから返答待ちの状態にあるが、五十嵐会長は「メンドサ会長と直接会った方が話がまとまりやすい」と、メンドサ会長に直談判する意向を示した。
一方で、デンカオセーン陣営は、10月19日に協栄ジムと契約を交わし、次期対戦相手として坂田健史(協栄)を選択。ただWBAから承認を得ておらず、こちらも返答待ちの状態にある。WBA総会に出席を予定している協栄ジムの金平桂一郎会長(43)は「正式な書類がありますから、それを確認しにいくだけです」と交渉ではなく、確認作業であることを強調していた。
(2009年11月11日)