10年ぶりにタッグを組む小橋建太(右)と秋山準=東京・有明
ノアの小橋建太(42)と秋山準(40)が、12・6日本武道館大会で森嶋猛(31)、佐々木健介(43)組のGHCタッグ王座に挑戦することが11日、都内で発表された。小橋&秋山組のタッグ王座挑戦は10年ぶりで、小橋の白GHC以外の王座挑戦は腎臓がんから07年12月に復帰後、初めてになる。
両雄は全日本で98、99年に世界最強タッグリーグを連覇し、世界タッグ王座も2度獲得した名コンビ。ノアでは対戦が多かったが、今年に入って秋山が共闘を提案、組む機会が増えていた。
小橋は「病気で返上したから引っかかる部分があった」と、GHCタッグ王座への思い入れを告白。「復帰してちょうど2年になるし、ジョー(樋口・GHCタイトル管理委員長)さんと調印式をやってみたい、もう一度あのベルトを取るために準と行こう」と、挑戦を決断したという。
さらに「ベルトを巻いたらその先が見えてくる。これをきっかけにホップステップジャンプするかも」と、5年ぶりのGHCヘビー級王座返り咲きも視野に。ついに鉄人が最前線に帰ってきた。
(2009年11月13日)