2009年 |
週刊ビジネスガイド11月12日号 |
このコーナーでは、毎週、注目すべき動向をタイムリーに提供していきます。 ただいま、2009年11月6日~11月12日のトピックスをフィーチャー! |
今週の注目トピックス |
1.ファミリーマート、am/pm買収で協議
2.楽天、電子マネーに参入 3.エルピーダメモリ、日台5社連合で韓国勢追 |
委託するDRAMの数量や種類は今後詰める予定だが、エルピーダが華邦電子に先端プロセス技術を供与、華邦電子がエルピーダ向けにDRAMを製造する。高度画像処理に使う特殊なDRAMの生産でも協力する。 エルピーダは6日に台湾の茂徳科技(プロモス)と生産委託契約を締結、すでに力晶半導体(パワーチップ・PSC)とは合弁で瑞晶電子(レックスチップ)を設立する提携関係にあるため、台湾のDRAMメーカー6社のうち4社と連合が完了した。エルピーダは、台湾当局が設立した台湾創新メモリーから200億円程度の出資を受ける交渉も続けており、日台連合のさらなる強化を図っている。 台湾メーカー6社のうち、残る2社の南亜科技(ナンヤ)と華亜科技(イノテラ)は、米半導体大手マイクロン・テクノロジーと提携関係にある。世界のDRAM業界は、売上規模で1位の韓国サムスン電子、2位の韓国ハイニクス半導体、3位のエルピーダ、4位の米マイクロンが大手4社だが、3・4位の日米2社が台湾市場を2分しながら韓国の上位2社を追撃していくDRAM業界の競争の構図が固まることになる。 (参考:エルピーダメモリニュースリリース2009年11月11日などより) |
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