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14度目のかど番…千代大海 大関転落でも現役続行

九州場所で負け越し関脇に転落しても現役続行の意向を表明する大関千代大海
九州場所で負け越し関脇に転落しても現役続行の意向を表明する大関千代大海
Photo By 共同

 大相撲九州場所(15日初日・福岡国際センター)で自身の持つ史上ワースト記録を更新する14度目のかど番を迎える大関千代大海(33)=本名須藤龍二、大分県出身、九重部屋=が12日、負け越して関脇に転落しても現役を続けることを表明した。

 福岡市中央区の九重部屋で朝げいこに臨んだ千代大海は「今場所、もし休場や負け越しがあっても引退しません」と話した。関脇に転落した場合、次の場所で10勝すれば大関に戻れるが、初場所で10勝を逃す6敗目を喫した時点で引退すると明かした。大関が転落後の進退について明言するのは極めて異例。

 師匠の九重親方(元横綱千代の富士)は「(関脇に)落ちてもチャンスはある。(大関復帰が)駄目だったら引退」と話し、大関復帰を逃す6敗目を喫した時点で日本相撲協会に引退届を提出するとした。千代大海は先場所を左ひざと右腕の負傷で途中休場。九州場所で大関在位は史上1位の65場所となる。

 ▼千代大海の話 師匠と相談した結果、今場所もし休場や負け越しがあっても引退しません。関脇に落ちても(初場所で)頑張って10勝を狙う。(大関復帰が)駄目なら引退するという答えになりました。そうならないように頑張るしかない。

 ▼九重親方(元横綱千代の富士)の話 本人もやると言っているから取らせてやろうと思う。(関脇に)落ちたとしても(復帰の)チャンスはあるわけだから。(大関復帰が)駄目だったら引退。それは当たり前のこと。周りからはふがいないと言われるけど、やらせてあげてほしい。

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