民主党の山岡国対委員長は、日本に住む永住外国人に地方参政権を認める法案について、今の国会でなく、来年の通常国会に提出を先送りする考えを表明しました。
「通常国会になってくるんじゃないかと。その辺は急ぐことだが、極めて緊急ということではないので」(民主党・山岡国対委員長)
山岡国対委員長はこのように述べた上で、「しっかりと論議する時間をとるべきではないかという判断だ」と、先送りの理由を説明しました。
これに先立って行われた民主・社民・国民新の与党三党の国対委員長会談でも、山岡氏は「今国会ではやらない」と伝えたということです。
永住外国人に地方参政権を認める法案を巡っては、国民新党の亀井代表が慎重な考えを示している他、民主党内にも慎重意見が根強く、今国会での法案提出は困難との見方が広まっていました。(12日13:49)