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「日本は米国に冷淡」NYタイムズ紙、鳩山政権批判

11月12日21時59分配信 読売新聞

 【ニューヨーク=吉形祐司】オバマ米大統領の訪日にあわせ、12日付米紙ニューヨーク・タイムズは国際面で、日米関係を2ページにわたり特集。

 鳩山政権の対米姿勢について、米軍普天間飛行場移設問題を中心に批判的な論調を展開した。

 特集は民主党政権に失望する沖縄県民の声を拾ったルポをメーンに据え、「日本は米国に冷淡」の見出しの記事で日米関係は「1990年代の貿易摩擦以来、最も対立的」と指摘。「日本政府は突然、米当局者と公然と争うことを躊躇(ちゅうちょ)しなくなった」と論じた。また、9月に米ピッツバーグで開かれたG20首脳会議の夕食会で、鳩山夫妻がオバマ夫妻を長時間待たせたエピソードも紹介した。

 12日付の電子版には、保守派の日本専門家マイケル・オースリン氏の「きしむ同盟」と題した寄稿を掲載。同氏は「日米の民主党には共通の基盤がほとんどない」とし、「共通基盤を見つけられなければ、両国は協力の意欲を失い、中国など他のアジア諸国により関心を持つことになるだろう」と警告した。

最終更新:11月12日21時59分

読売新聞

 

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