山口放送局

2009年11月12日 12時20分更新

給油機部隊25年に移転か


在日アメリカ軍の再編に伴って実施される予定の沖縄・普天間基地から岩国基地への空中給油機部隊の移転について、アメリカ海兵隊が、平成25年4月に完了するよう計画していることがわかりました。

日米両政府は、平成18年、沖縄のアメリカ軍普天間基地を名護市のキャンプ・シュワブ沿岸に移設することで合意し、それに伴って、12機の空中給油機の部隊が岩国基地に移転することになりました。部隊の移転は、これまで平成26年までに完了するものとされていましたがこのほどアメリカ海兵隊がホームページ上で公開した「海兵隊航空計画」には、さらに時期を具体化して平成25年4月と記されていました。
また、岩国基地に配備される空中給油機の数について、当初の計画よりも3機増えて、15機とされています。
これまで県や地元の岩国市には、空中給油機移転の具体的な日時や、配備の増強計画は、示されていません。
これについて山口県では、「今回の計画は、アメリカ軍内部のもので、まだ正式に日本側に提示されていない。
今後も情報収集を続けたい」と話しています。