岡山放送局

2009年11月12日 12時14分更新

裁判員候補者へ通知発送


来年、裁判員になる可能性がある全国の候補者に12日最高裁判所から一斉に通知が発送され、岡山県では3900人の候補者に通知が送られました。

来年の裁判員の候補者には全国でことしよりおよそ5万人多い34万人あまりが無作為の抽せんで選ばれ、去年より2週間ほど早く、12日、最高裁判所から一斉に通知が発送され、岡山県では3900人の候補者に通知が送られました。

候補者に送られる封筒には裁判員に選ばれた場合の手続きの流れを説明するパンフレットやDVDのほか、調査票という書類が入っています。

70歳以上の人や学生など年間を通して辞退が認められる人や、仕事の都合などで裁判員になるのに支障がある時期のある人は、調査票に記入して今月中に送り返すことになっています。

また、封筒は、去年は大きすぎてポストにおさまりきらず、候補者になったことが近所の人にわかってしまうという苦情が寄せられたことからことしは半分の大きさになっています。

通知が届いても必ず裁判員に選ばれるわけではありませんが、来年1月から1年間、裁判所に呼ばれる可能性があります。

最高裁判所は、通知が届き始める13日から1か月間、裁判員候補者専用のコールセンターを設けて問い合わせに応じることにしています。