ここから本文エリア 現在位置:asahi.com> マイタウン> 和歌山> 記事 小沢氏「高野山は日本人の原点」2009年11月11日
■初訪問 仏教たたえる 民主党の小沢一郎幹事長が10日、高野山を訪れた。今回が初めての訪問という小沢幹事長は、高野山真言宗の松長有慶管長らと会談した。記者団の取材に対し小沢幹事長は「選挙運動に来たわけではない」としたうえで「高野山は日本人の原点。キリスト教を背景とした西洋文明は行き詰まっている。仏教は人間の生き様を原点から教えてくれる」と仏教をたたえた。 剛腕のイメージがつきまとう小沢幹事長も、総本山金剛峯寺前では紅葉見物の観光客らと笑顔で握手をするなど和やかな雰囲気。同寺側から文化財の手厚い保護を求められたこともあり、予定になかった高野山霊宝館も見学した。 8月の衆院選で県内でも民主党が躍進したことについて記者団に問われると「自民党は本来は非常に日本人的な政党だったが、日本人の持つ心とか美点を失い、人心が離れた」と述べた。
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