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2009年11月11日(水) 19:15 |
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千足古墳を文化庁の調査官が視察
装飾が剥がれ落ちるなどの痛みが見つかった岡山市の千足古墳を文化庁の調査官が視察ました。 調査官は、市の職員の説明を受けながら、古墳の現状を確認しました。
古代吉備最古の横穴式石室とも言われている国指定史跡、千足古墳です。 千足古墳は長年水に浸かっていましたが、先月5日、調査のため22年ぶりに水抜きを実施。 その際、石室内の模様が剥がれ落ちるなどの痛みが見つかり、その現状を確認しようと文化庁の調査官2人が現地を訪れました。 市の職員から石室内の状況について説明を受けた後、実際、古墳の中に入り現状を見て回ります。 石室内の模様がどの程度剥がれ落ちているかや、ほかに傷はないかなど確認が行われました。 視察が進む中、22年前に千足古墳の写真調査を行った間壁葭子さんが偶然、現地を訪れました。 千足古墳の模様はどのような理由ではがれ落ちたのか?古墳の保存に向けて岡山市の調査が続けられます。
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