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2009年11月11日(水) 19:15 |
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岡山県職業能力開発協会も不正処理
会計検査院の報告で、国や県から補助を受けている県職業能力開発協会が、2003年からの5年間でカラ出張や宿泊費の水増しなどを繰り返し、およそ6千万円を不正に受け取っていることが分かりました。 中には、1人の職員が5年間で、およそ500万円の宿泊費を水増ししているケースもありました。
会計検査院から不適正な支出を指摘されたのは、国や県から補助を受けている岡山県職業能力開発協会です。 この協会は、職業技能の検定試験などを実施しています。 協会は、11日会見し、自ら、2003年度から2007年度までの5年間の不正支出について明らかにしました。 協会によりますと、複数の職員が、カラ出張や宿泊費、宿泊日数を水増し、5年間で1千2百万円あまりの旅費を不正に受給していました。 実際には、出張で東京に1泊しかしていないのに2泊したと出張命令書を作成し、宿泊費10900円と出張旅費2200円を水増して請求し、上長も水増しを認識した上で支給していました。 中には、1人で、5年間に多額の不正受給を受けている職員もいました。 この協会は、会計検査院から5年間で、合わせておよそ6千万円の不正支出を指摘されています。 専務理事協会では、刑事告訴も視野に入れながら、不正受給を受けた職員からの返還を求めていくとしています。
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