歌手の真野恵里菜さん(18)が、サンリオのキャラクター「ハローキティ」を演じる舞台「恋するハローキティ」が11日、「青山円形劇場」(東京都渋谷区)で初日を迎えた。初舞台・初主演の真野さんは「舞台にはあこがれていました。自分だけのキティを演じたいと思います」と意気込んでいた。公演は19日まで。
「恋するハローキティ」は、フランス人形にふんしたハローキティが人間の男の子(橋本淳さん)に恋をして、神様に3日の期限付きで女子高校生に変えてもらう……という物語。真野さんは女子高生になったキティを演じる。
真野さんは、キティとおそろいの赤い大きなリボンを付け、白と赤を基調にしたドレスを披露。恋と友情の間で揺れる乙女心の表現シーンについて、「経験がないので、ドラマを見たり、本を読んだりして、『自分がそういう立場になったら』と考えて、せりふなどを考えました」と語った。舞台について「(けいこで)あざができたりしましたが、がんばった証し。普段は経験できないことで楽しかったです」と振り返っていた。橋本さんは「舞台の名前はポップだけど、実は骨太な恋愛ドラマです」とアピールしていた。【河村成浩】
2009年11月11日