トップ > 中日スポーツ > 格闘技 > 紙面から一覧 > 記事
【格闘技】亀田興毅が自伝出版 王者内藤に“宣戦布告”2009年11月11日 紙面から
亀田興毅(22)が10日、所属する都内の亀田ジムで、自伝の出版会見を行った。書名は「亀田興毅、宣戦布告」(晋遊舎、1000円)。WBC世界フライ級王者内藤大助(35)=宮田=への挑戦(29日、さいたまスーパーアリーナ)を前に、会見でも王者に“宣戦布告”した。 文章力には「日ごろ、ブログで鍛えてるから」と自信ありげ。弟の大毅が2年前に内藤に挑戦、反則を連発して世間のひんしゅくを買ったことを「亀田ファミリーで一番長い日やった。その日から時計が止まった」と回想し、そこから亀田家が復活した道のりがつづられている。 「一番読んでほしいのは、兄弟への思い、おやじへの思いやな。(亀田バッシングには)新型インフルエンザにかからないほど免疫ができた」と余裕の対応。内藤との世紀の一戦については「2年も王者でいてくれた」と感謝しながらも、「プロならパフォーマンスは必要や」と、沈黙する内藤を批判。「ここでおれが勝ってチャンピオンの交代や」と断言した。 本は興毅が23歳になる17日の誕生日に発売される。 (山崎照朝)
|