エハラとガリクソン　パクリ疑惑で“乱闘”騒ぎ！

Ｒ―１ぐらんぷり２０１０の会見で、マイクのコードをエハラマサヒロの首にまきつけるガリガリガリクソン（右） Photo By スポニチ

　【Ｒ−１グランプリ２０１０】エハラマサヒロとガリガリガリクソンに遺恨ぼっ発だ。

　それは有力芸人が集まった会見中に起こった。昨年準優勝のエハラが「２位になると、翌年は決勝に進めないというジンクスがあるので、打ち破りたい」と決意を語ると、夏にブログで「ネタをパクられた」とエハラにけんかをふっかけたガリクソンが「皆さん、こいつの前で新ネタしない方がいいですよ！パクられますから」と大声。

　エハラが「別に…」と受け流すと、ガリクソンは飛び掛かり、マイクコードで首を絞め始めたから舞台上は騒然。

　先輩芸人が総出で止めに入り、米ドラマ「２４」の主人公ジャック・バウアーのネタが十八番の岸学がおもちゃのピストルを突きつけたが、普通の声で「やめなさい」。シナリオのあるプロレスショーのような展開で、ひとしきり盛り上がった。

　しかし、ひと段落着いたあとも、エハラがガリクソンを完全に無視してバカリズムをライバルに挙げると、ガリクソンが「ほんま、腹立つわ〜」とつぶやくなど溝は深まるばかり。まくりたてるガリクソンは、唯一の“自慢”であるびわこ競艇「お笑い新鋭王座決定戦」のトロフィーを賭けて、エハラに挑戦状を叩きつけた。「そのかわり、僕が優勝したらアイツから副賞として１００万円もらいます」と分が良すぎる駆け引きを持ち出し、エハラどころか場内も引き気味だった。

[ 2009年11月11日 18:01 ]