テレビがはしゃぐ事業仕分け
民主党の事業仕分けが鳴り物入りで始まったと、テレビメディアがはゃいでいる。
過去最大の99兆円の予算を3兆円削減するのが目的だ。
数千もある事業のうち447事業を取り上げて200項目に仕分けして検討するという。
1項目1時間で1日8項目の検討をとて9日間で終了する。
こんな流れ作業のような事をやって果たして精度の高い予算削減が出来るのか。
一般公開だのインターネット配信だのと話題づくりだけで、国民にオープンするという単なるパフォーマンスにしか見えない。実質的には決定機関ではなく、復活の可能性もあるという。
そして、早くも予算は削減できなくても、こういうシステムが出来上がることが大切だという暴論を吐くコメンテーターも現れた。
テレ朝「やじうまプラス」(2009/11/11)
事業仕分けきょう始動
閣僚から不満の声も
大谷昭宏
「ぼーんと成果が出ると、こんだけ削れたと、てなことは、みんな(予算が)必要だから言ってるわけですから、むしろこのシステムが出来たという事で、みんな白日の下に議論できるようになったと、何年か掛ってほんとにいい結果が出れば良いんじゃないですかというようなものでいいと思うんですよね」
冗談ではない3兆円削減が目的である。子供手当てその他のバラマキを止めれはいいのである。
テレ朝「スパモニ」(同上)
事業仕分けスタート
ムダ削減どこまで・・・
鳥越俊太郎
「一部閣僚からは抵抗があるようですが、そんなこと言ってる場合じゃない。閣僚も国民の目線になってガンガン削って欲しい」
赤江珠緒(キャスター)
「民主党の目玉政策をやるためにはしょうがないってこともありますしねえ」
鳥越
「防衛省の思いやり予算なんて削って欲しい」
赤江
「そうですねえ」
今朝の産経新聞によれは、嘉手納基地の半数のF15戦闘機が三沢基地に移転して、中国に対する即応力が手薄らなるそうだ。
いままで米政府からの打診があったが麻生政権が難色を示して保留状態となっていたが、鳩山政権は受け入れる公算が高いという。
アフガンに重点を置くオバマ政権はアジアの安全保障については今後少しずつ手を引いていくだろう。
米中接近を図る米国民主党と日中接近を図る日本の民主党で、日本の中国隷属化への道は早まるに違いない。
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by bunkyo-ku
歳出削減できなくてもいい?!