2009-10-17
ミクシィ、Pikkleに出資
ソーシャルネットワーキング・サービス(SNS)国内最大手のミクシィは10月15日、SNS内で遊べるゲームなどの「ソーシャルアプリケーション」を開発するベンチャー、Pikkleに出資したと発表した。取得価額は約1億3999万円。ミクシィは8月にSNS内でソーシャルアプリを集めた新サービス「mixiアプリ」を立ち上げており、Pikkleへの出資は同事業拡大の一環となる。
Pikkleは2005年に設立。「Flash」技術を利用して携帯電話向けに動画を使ったアプリの開発を手がけ、2009年8月にはmixiアプリでゲームの配信を始めている。
ミクシィはこれに先立つ4月、mixiアプリの開発者を資金面で支援するファンドを立ち上げており、Pikkleへの出資はこのファンドを通じて行った。10月15日付けでPikkleの第三者割当増資を引き受け、同社発行済み株式の20%に相当する385株を取得した。増資により、Pikkleの資本金は7750万円から1億4749万円に拡大した。
ミクシィは10月15日、Pikkleの実施する第三者割当増資を引き受けたことを発表した。
Pikkleは、モバイルを中心にFlashコンテンツやソーシャルアプリなどの開発を手掛けるベンチャー企業。現在では、モバイル向けソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「ジュジュ」をアドウェイズと共同運営するほか、mixiのソーシャルアプリプラットフォーム「mixiアプリ」にてソーシャルアプリ「ダンスユニット」を提供するなどしている。
ミクシィでは今回、Pikkleの株式385株(発行済み株式数の20.0%)を1億3999万円で取得した。同社では、Pikkleのソーシャルアプリに対する企画開発力を評価しており、今秋開始予定のモバイル版mixiアプリに向けたソーシャルゲームの開発に期待を寄せる。
なおこの増資は、ミクシィが提供するmixiアプリ開発者向け支援制度「mixiファンド」によるもの。mixiファンドの増資案件としては、コミュニティファクトリー、空飛ぶに続く第3号案件となる。
株式会社ミクシィは「mixiアプリ」などを開発しているPikkle株式会社実施の第三者割当増資によって発行された株式を取得したと発表した。
ミクシィによれば、Pikkleは「mixiアプリ」等のソーシャルアプリケーションの企画開発力に優れており、株式の取得はミクシィの今後の事業成長に寄与する、としている。
今回は、ミクシィが「mixiアプリ」を開発・提供している法人・個人への資金面での支援を行う「mixiファンド」による株式取得となる。
ミクシィはPikkleの株式385株を取得価額1億3999万円で取得。
この増資により、Pikkleの資本は7750万円から、1億4749万円となる。