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玄海原発:3号機定期検査中、作業員が基準超え被ばく /佐賀

 九州電力は9日、定期検査中の玄海原発3号機で、協力会社の男性作業員が九電の定めた1日の放射線量の基準を超えて被ばくしたと発表した。

 九電によると、9月26日に作業員が原子炉下の部屋に入り、配管の留め金に異常がないかを目視検査する際、検査個所より原子炉に近い所まで進んでしまい、所持していた線量計の警報が鳴った。このため、この日事前に計画していた1日の被ばく量1ミリシーベルトを超える1・35ミリシーベルトを被ばくしたという。法定線量限度は年間50ミリシーベルトだが、1日の基準は各社がその日の作業内容で定めているという。

 九電は「案内表示を取り付けるなど対策を講じた」としている。

 3号機では国内初のプルサーマル発電が計画されており、9日には発電を開始した。九電は「プルサーマルと今回の被ばくは関係ない」としている。【関谷俊介】

毎日新聞 2009年11月10日 地方版

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