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髪の毛の成長は、毛母細胞(毛包)の分裂を成長ホルモンが促進させて起ると考えられています。
ところが成長ホルモン分泌量は成長期を過ぎるとどんどん減少します。成長ホルモンの不足で髪の毛は伸びなくなり、髪は薄毛や脱毛に傾いていくと考えられます。
このような時、成長ホルモンを補充すると毛の成長が促進され、毛が生えて来ることが期待できます。つまり、成長ホルモンは髪の毛を伸ばし、男性ホルモンは髪の毛の成長を阻害すると考えられます。
ところが日本では成長ホルモン注射(医薬品)は、低身長症の子供の治療にしか使えません。また、注射でしかその効果は期待できません(成長ホルモンは高分子のタンパク質なので、飲んだり、口腔内へのスプレーでは効果はほとんど期待できません)。そのため、成長ホルモンの分泌を促進する成分が使われます。
アルギニンは経口摂取によって成長ホルモンを最も確実に、そして強力に分泌する成分です(医療用にも使われています)。
アルギニン(4〜8g以上)の摂取で成長ホルモンの分泌が促進されます。また、アルギニン(一酸化窒素)はストレスや喫煙や動脈硬化などで細くなった血管を拡げ、血液をサラサラにし血液の流れを良くし、栄養成分を毛母細胞に供給するのに欠かせない生体成分です。
髪の毛は、ケラチンと呼ばれる硬いタンパク質でできています。
ケラチンにはシステインという硫黄を含むアミノ酸が20%近くも含まれています。このシステインが髪の毛を丈夫にし、硬くしています。
システインが不足すると髪が作られなくなります。髪の毛の成長には栄養成分が必要です。この栄養成分は血液によって運ばれてきます。ところが、ストレス、喫煙、動脈硬化、ドロドロ血などで血液は流れにくくなり十分に栄養を運ぶことができなくなり髪の毛は作られなくなってしまいます。
私たちの髪の毛は一人当たり約10万本といわれていますが、正常な人でも平均1日50〜100本の毛は自然に抜け落ちています。一方、毎日100本くらいの毛が新たに伸びてきますので、髪の毛の成長が正常であれば髪の毛が薄くなることはありません。髪の毛1本1本には寿命があり、成長、脱毛、新生を繰り返しています。これを毛周期(ヘアサイクル)といいます。
毛を作る細胞(毛母細胞)の働きが活発な毛は2〜6年かけて成長し(成長期)、ついで成長が止まる退行期(2〜3週間)、完全に成長が止まる休止期(3〜4ヶ月)、脱毛というサイクルをほぼ規則正しく繰り返します。
毛母細胞の働きが悪くなると、成長期が短くなり、十分成長しないまま休止期に入るため、毛は細く短くなり、髪が薄くなったり抜けたように見えます。これが、薄毛や脱毛と呼ばれるものです。さらに毛母細胞の働きが低下すると、もはや発毛しなくなります。
男性型脱毛症は思春期を過ぎた男性によく見られる症状で、額の生え際から後退していくタイプ、頭頂部から薄くなるタイプ、これらの混合タイプなどさまざまな脱毛パターンがあります。
原因はまだ解明されていない部分も多いのですが、男性ホルモンが大きく関わっていることが解っています。
毛球の下面の凹んでいるところを毛乳頭と言い、毛細血管が入り込んでいて髪の毛を成長させる栄養分を運んでいます。その栄養分を受けて分裂している細胞を「毛母細胞」と言います。細胞分裂は盛んに行われており、分裂した新しい2個の細胞のうち、1個は毛母にとどまって次の分裂に備え、他の1個は毛髪の細胞となって角化していき、次々に分裂してできる新しい細胞によって押し上げられ、毛髪を形成していく。毛母細胞の間には色素細胞が散在し、 メラニンを生成して毛母細胞に渡し、このメラニン量が毛髪の色を決定している。
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