北九州放送局

2009年11月11日 12時19分更新

岩田屋と三越 来年度にも統合


デパート最大手の「三越伊勢丹ホールディングス」は、子会社の岩田屋と福岡三越の経営統合について、JR博多駅の新しい駅ビルに阪急百貨店が入るより前の来年度、平成22年度中に行いたいという意向を明らかにしました。

デパート最大手の「三越伊勢丹ホールディングス」は、来年度からのグループの3か年計画を発表し、この中で同じエリアにある店舗の一体運営を掲げ、福岡では▼10月、100%出資の子会社とした岩田屋と▼福岡三越について経営の統合を目指しています。

経営統合の時期について三越伊勢丹ホールディングスは、取材に対し、岩田屋の会員カードとの一本化に向けた調整の進ちょく次第としながらも、来年度・平成22年度中に経営を統合したいという意向を明らかにしました。

三越伊勢丹ホールディングスには阪急百貨店が、平成23年春に、JR博多駅の新しい駅ビルに進出する前に、経営統合を進めて業務の効率化をはかり、競争力を強化する狙いがあるものと見られますが、消費者が繰り返し訪れるような魅力的なデパートにどう変われるのかも大きな課題となります。