2009年11月10日 18時34分更新
美作市は、高校生の自分の子供に車を運転させ、今月、免許取り消しの処分を受けた市の消防本部の消防士を、5か月間の減給処分にしました。
減給処分を受けたのは、美作市消防本部に勤務する48歳の係長級の男性職員です。
美作市によりますと、職員はことし7月、高校3年生の長男に自動車の運転を教えようと、自分の軽乗用車を道路で運転させているところを警察官に検挙され、無免許運転をそそのかしたとして今月になって1年間の運転免許取り消し処分を受けました。
処分を受けた職員は、美作市の消防署の消防士でしたが、免許取り消しの処分で消防車などの運転ができなくなったことから、今月から本部の内勤部門に異動し事務作業などを担当しているということです。
美作市では、職員の行為が消防行政に対する信用を落としたとしてこの職員を10日づけで5か月間、10%の減給処分にしました。
美作市消防本部の井口貴重消防長は、これについて、「今後、職員の綱紀粛正をはかり再発防止に努めていきたい」とコメントしています。