この服を着せるのにまず思ったのが、背中にボタンが無ぇ・・・
久しぶりに遭遇した「人間の服と同じ構造のドール衣装」
大体人形向けの衣装の上着は背中が大きく分割されていて、ボタンないしマジックテープで止める着ぐるみ形式がほとんどです。
Yシャツのように前合わせの場合はこの限りではありませんが。
この手のTシャツタイプで背中が開かない場合は、人形にバンザイをさせて着せるという方法をとります・・・
頭身バランスが人間と異なり頭が大きいから服を上から下に通しにくいとか、関節の自由度が低いから上手く通せないとか色々と弊害はありますが、合わせ目が無いので見た目は360度綺麗なものです。
まぁ着せにくいのでヘッドと腕をボディから取り外して服を着せて、ヘッドをボディに戻した後に袖口から腕を通してボディに取り付けると楽に着せる事が出来る・・・
分解するという行為が生理的に受け付けない人も少なからずいるので難しいところではありますが。
次に気になったのは、スカートを止めるボタンがウェスト1ヶ所しかなくボタンを軸にスカートが開いて合わせからパンツが丸見えになってしまう事・・・
これも結構見受けられる傾向で、スカートの裾を最初から縫い合わせて固定しておいてウェストのボタンで最終的に止めて合わせれば良いのではないかと思うのですが、何故かウェスト1点止め。
スカートの合わせ目をチャイナドレスのスリットに見立てて太ももやショーツが見えても嬉しくないというか、そんなスカート人間用の構造に当てはめたらおかしいだろうと思うのですが、人形用は文化が違うのでありましょうか。
デカルチャー
仕方がないので裾にスナップを自前で追加して固定出来るように細工して終了。
スカートが不用意に開かなくなったので安心して撮影が出来るようになりました。
最後にアクセサリーのネックレスが黒いリボンでぶら下がっているので、即金属製のチェーンに交換。
首回りが黒く染まるのは流石に勘弁してほしいであります・・・・
まぁこうやって手を動かしていると愛着が湧いてくるというか、人形がこっちを見る視線にどことなく熱いモノを感じたりというか。
うーん、モエ可愛いくなりましたねモエ・・・
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