イギリス人女性、リンゼイ・アン・ホーカーさんの遺体を遺棄したとして、指名手配されていた市橋達也容疑者が10日夜、大阪市で逮捕されました。
2年7か月の逃亡生活の末、船で沖縄に逃げようとた男は、逮捕状が執行された大阪府住之江警察署を出て千葉に移送されます。11日未明に新幹線で東京に到着する予定です。
警察によりますと、10日午後6時45分頃、大阪・南港のフェリー乗り場に「似ている人がいる」と110番通報が入り、駆けつけた警察が身元を確認すると「市橋です」と、素直に認め、抵抗もせずに連衡されていったということです。
「帽子にサングラスにマスクでしょ。変な人いるなと思って。全然おとなしく座っているだけで」(フェリー乗り場での目撃者)
「警官が最後に4人で出くわしてね、右手と左手を持って、取り囲むいう感じで連れていきましたよ。(Q.抵抗はしなかったですか?)抵抗は一切なかった記憶はあるんですけどね」(確保の様子を目撃した人)
午後11時発の沖縄行きのフェリーに乗ろうとしていたという市橋容疑者は、新大阪から新幹線で東京に移送されているところです。
「事実をしっかり話してね、自分の行った罪を、つぐなってほしいということです」(市橋容疑者の両親)
2年7か月の逃亡生活の末、整形後の顔がきっかけとなって逮捕された市橋容疑者。警察は、千葉に身柄を移した後、本格的な調べを進めます。(10日23:01)