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その他
Q.前航空幕僚長が呼ばれた国会をNHKが中継しなかった判断について
A.(日向総局長)
BBCには国会チャンネルがあって、国会の中継を専門的に放送しているが、NHKにはない。どうしても選択するということになる。いくつかの原則を設けているが、今回もそうした原則やいくつかの要素を総合的に判断して、ニュースで伝えるという判断になった。
A.(今井副総局長)
国会中継はその時々の判断があるが、一定の原則はある。本会議での政府演説、代表質問はすべて放送している。衆参両院の予算委員会の基本的質疑のうち、各会派の第一質問者の質疑、党首討論や国民の関心が高い重要案件を扱う委員会の質疑などは適宜、総合的に判断する。今回もこうした原則に基づいて、中継しなかったということ。
Q.今回は国民の関心も高かったが、なぜ中継しなかったのか?
A.(今井副総局長)
国会の中継は、国会からの要請がある場合とない場合がある。それもやはりひとつの判断基準になる。今回の場合は要請がなかったということもある。議論になるところではあるが、特定の主張を持っている方の発言であるわけで、そうしたことも総合的に判断しなければならなかった。ニュースではかなり分厚く伝えているし、ニュースで扱うことが適当と判断した。
Q.元会長らへの退職金を支払うという報道について
A.(日向総局長)
何も決まっていないと聞いている。ただ、これまで取り扱いが凍結になっていたので、ずっと放っておくわけにはいかない。個人的にはどこかで何らかの結論を出さないといけないとは思う。いくつかのオプションがあると思うが、それはこれからの議論ということではないか。
Q.なぜ退職金の試算額を公表しないのか
A.(米本広報局長)
退職金の算定根拠はホームページでも公表している。ただ、規定では減額する場合や不支給となる場合もあると定められているので、一般的には退職金の扱いが決まるまでの途中段階で試算額などは公表できないし、これまでもしていない。決まった時点でお知らせすることもあるだろうが、どういう形で公表するかは過去の例も踏まえながら適切に対応することになるだろう。
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